2017年7月19日水曜日

夏バテきほんのき。

関東地方の梅雨明けはまだのようですが、毎日30度超えの暑さが続いています。夜になれば、外は涼しいのですが、家の中は昼間の熱気で冷めることを知らず、温度調節も難しく連日寝不足の方も多いかもしれません。

「夏バテ」とはこの季節によく登場するワードであります。しかし夏バテとは一体なんなのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

夏バテの症状には、からだのだるさ、食欲がわかない、不眠、めまい、頭痛などがあげられます。暑さによって引き起こされる体の不調ですね。そして、単に暑いからということだけでなく、この季節は屋外と室内の温度差が大きいということも体にとってはとても負担になります。

うだるような暑さのなか、お店の中に一歩足を踏み入れるとゾクッとするほど冷えていたりすることは、誰でも経験があるのではないでしょうか。そうして今度は屋内から屋外へと出ると、びっくりするくらい暑い。

こんなことを繰り返していると、自律神経が乱れてしまい夏バテの症状を引き起こしたりもします。また、冷たいものばかり食べたり、クーラーや扇風機の風に当たり過ぎたり、湯船につからずシャワーで済ませたりと、暑さを避けようとする行動がより症状を悪化させてしまうのも困ったところ。

かといって、家の中の温度調節はできたとしても、会社や外出先ではどうしても個人で温度調節をするわけにはいきません。

避けられないこうした負担を軽減するためにも、日頃の健康管理をしっかりして夏の厳しい環境に対応できるからだづくりをしたいものです。

それにはやっぱり、栄養と休養です。

特に夏場の麺類はつるつるとのどごしもよく量を食べやすく、栄養をとれた気になってしまいがちですが、必ずたんぱく質(肉、魚、大豆、卵など)のおかずをつけてください。台所に立つのも億劫な時期なので、あれもこれもというわけにはいきませんが、電子レンジを活用したり、すぐに食べられる納豆などの大豆製品を取り入れたりして上手にバランスをとってくださいね。

炭水化物(ごはん、パン、麺)にはタンパク質。これは必ず!欲を言えば野菜類。しかし毎食は難しいので、例えばお昼に野菜が足りなかったら夜食べる。そんな感じで、食事の組み合わせを考えて、そして休養や睡眠も大切に、これからの暑い季節を乗り切りましょう!

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