2017年5月6日土曜日

栄養の色。

GWも終盤です。今日は祝日ではないので、わりと世の中は通常通りの土曜日のイメージです。

連休中、レジャーなどで遠出したり、旅行をしたりといった過ごし方もあったと思いますが、家にいて普段はあまり見ることのない平日のテレビ番組を観たなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も、ある日子供向けの料理番組でこんな話をしているのを見ました。

栄養は、赤と黄色と緑にわけられるんだよ。1つ1つより、3つ揃うとすごいパワーを発揮するんだ!というようなことを言っていました。

そのあと、クイズ形式で、この食べ物はどの色に分類されるでしょうという出題があったり。

赤は、からだをつくるもとになるもの。

黄色は、からだをうごかすエネルギーになるもの。

緑は、からだのちょうしをととのえるもの。

この言い回しは、自分が子どものころから聞いていますし、今も保育園などの食育イベントに行くと必ず話します。

思い返せば、私がおそらく初めて「栄養」というものに興味を抱いたのは小学校の給食だったのではないかと思います。

給食の時間に放送があった気もします。給食だよりに、赤、黄色、緑の説明が書いてあったとも思います。小学校では毎日、6年間給食を食べるわけなので、頭にすり込むには十分すぎるほどの回数…。気に留めなければそれまでですが、なんとなく、私の記憶にはしっかりとすり込まれていました。

ちなみに赤はタンパク質、黄色は炭水化物、緑はビタミンやミネラルが主に摂取できる栄養素となります。どれも欠かすことなく必要なもので、一食にできればこの3つが揃うと望ましいです。

子どもの食育だけでなく、大人の方にも簡単に栄養バランスをとってもらうために色の話もよくします。実際、赤のジャンルは肉や大豆、魚やたまごであって、調理したあとの「料理」をみると赤いものはあまりなく、どちらかというと「茶色」なイメージなのですが、食卓に料理を並べた時に色が偏っていないかみるだけで栄養バランスがとれているかがわかると思います。

茶色のお肉や魚。黄色のごはんやパン、麺など。緑色の野菜のおかずやくだもの。

それぞれ違う働きをする3食のお皿が揃えば、体の中で栄養素は最大限の働きをしてくれ、健康へとつながります。

茶色っぽくて鮮やかな色がないと思えば、緑の野菜やトマトなどをちょっと添えてみたり、そんなことでいいので毎日の食事を彩りでチェックしてみてはいかがでしょう。

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