2016年10月13日木曜日

食品表示法。ラベルをみましょう。

すっかり、秋の空気に変わってきた今日この頃です。マスクをしないとなんだか心もとないようなそんな季節になってきました。まわりにも風邪をひいている人がちらほら。冬が来るな~というのをひしひしと感じます。昨日まで半袖で外を歩いていたのに…。

みなさんは、食品を選ぶ時何を参考にしていますか?

生鮮食品はほとんどが目利きだと思いますが、加工食品の場合はどうでしょう?

「食品表示法」という法律が施工されて1年以上が経過します。これは消費者が賢く食品選びができるように食品の栄養や、アレルゲン表示をより分かりやすくしたもので、普段なにげなく見ているかもしれません。

新しくなった食品表示法では「加工食品」についての栄養成分表示が義務化されています。ただし移行期間が5年あるのでまだまだ表示の統一には時間がかかりそうです。

多くの人が気にしているであろう「塩分」については、「ナトリウム」表示から「食塩相当量」表示へ順次変えていかなければならないことになっています。

飲み物でもお菓子でも、パッケージのラベルをみると「ナトリウム290mg」なんていう文字が書いてあるのを一度は見たことがあるのではないでしょうか。

しかし、ナトリウム290mgと言われても…。食塩の量とするとどのくらいなのか、一瞬で分かる人はほとんどいないのではないのでしょうか。

その分かりづらい表示を「食塩相当量0.7g」というように統一して確認しやすくしましょうというのが新しくなった食品表示法です。私たち消費者にとっては食品選びがしやすくなります。最新の食事摂取基準では、男性8g未満、女性7g未満の塩分量が1日の目標量とされていますので、こうした基準を知った上で、加工食品を選ぶ際は参考にしてコントロールできるといいですね。

ちょっと手元にある何らかの加工食品のラベルを見てみてください。先ほどもお話したようにまだ移行期間の最中ですので、ナトリウム表示しかしていないものも多くあると思います。

そんなとき。ナトリウム量を塩分量に換算するには
ナトリウム量(mg)×2.54÷1000
という式が用いられます。

なかなか面倒な式です…。

なので、ざっくりと

食塩相当量1g≒ナトリウム400mg

という覚え方も役立つかもしれませんのでこちらも参考までに。

長くなってしまったので、続きはまた次回お話したいと思います。

朝晩は冷えるので、温かくしてよい睡眠をとって元気に過ごしましょう♪

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