2016年7月19日火曜日

夏のゴーヤはえらい。

暑くなってくると、緑のカーテンがきらきら輝くのを最近はよく目にします。日よけにもなるし、植物を育てる楽しみもあるし、実のなるものは、実を食べる楽しみもありますよね。

ゴーヤやきゅうりは緑のカーテンに向いている植物だそうです。比較的実もなりやすいと思います。枝豆、とうもろこし、なす、トマト、ピーマンなどと共に、夏の野菜の代表選手に間違いなく入るゴーヤ。その苦味から好き嫌いも分かれるところかもしれませんが、旬の野菜というのはその時期に必要な栄養がうまく入っているもので、ぜひ夏の食卓に取り入れていただきたい食材のひとつです!

ゴーヤの栄養と言えば、まずビタミンC。暑さのストレスで消耗されやすいビタミンCに加え、カリウムやカルシウム、マグネシウムなども含み夏バテ解消にもってこい。そしてゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくいそうなので、代表料理のゴーヤチャンプルなどのように、お肉、卵、豆腐などのたんぱく質を一緒にとれるのもうれしいポイント。

真ん中のふわふわの種とわたをしっかりとって、塩もみしたり熱湯でさっとゆがいたりするとどんどん苦味は減っていきますので、お好みの調理法で。

ゴーヤを丸いわっかのまま種とわたをくり抜き、そこに豚のひき肉やねぎをまぜたものを詰め込んで焼いたもの(肉詰め)が私が個人的に思う、一番食べやすいゴーヤの調理法。

前回書いた、ビタミンBのお話では餃子をすすめましたが、ゴーヤの肉詰めも夏バテ予防にぴったり。(餃子の皮をゴーヤに変えたようなイメージで…)

ビタミンCは、肌に張りや弾力を与えるコラーゲンの生成にも欠かせません。メラニン色素の生成を予防したりと、女性にもうれしい効果も。夏バテ予防をしながらお肌にも栄養を与えてくれ、自宅で栽培すれば省エネ効果もあるかもしれないゴーヤ。かなりの優秀選手です!!

旬のお野菜は、安くて、一番おいしくて、その時期に必要な栄養素がとれて、言うこと無し。

ぜひ、いろいろなお料理でゴーヤを楽しんでください♪


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