2016年7月5日火曜日

とうもろこしは胚芽が命。

2016年も、気付けば下半期に突入。ザ・梅雨!な関東地方の気候です。じとっとかく汗。湿度は熱中症の大敵らしいですね。暑さに不慣れなこの時期、体調管理には気をつけて元気に過ごしていきたいと思います。

前回は枝豆のお話をしたのですが、今日はもうひとつ話題に出した夏の風物詩ともいえる「とうもろこし」のお話です。

甘くてみずみずしくて、一年中缶詰などでは出回るとうもろこしですが、生のとうもろこしのおいしさったらないです。

枝豆は、豆といいつつ「野菜」に分類されるという話をしましたが、とうもろこしは一体何の仲間なのでしょうか??野菜…?

こたえは「穀類」です。

食品成分表では、ごはんや、小麦原料のパン、麺類などと同じ分類になっています。そんなわけで主な成分は糖質です。胚芽の部分にはビタミンEやB、カリウム、鉄などが含まれ、みなさんご存知のように食物繊維もたくさん入っています。包丁などで実をこそげてしまうと、大切な胚芽の部分がとれないので、ぜひ、胚芽の部分を意識して食べていただきたいなと思います。

とうもろこしを食べる時にだれもが一度は通ったことのある(?)一列目の壁。

がぶっとかじりつくのが美味しいのは分かっていても、胚芽という観点からみるともったいない。きれいに根こそぎとうもろこしを食べるにはどうすれば…。

去年テレビでこんなクイズをやっていました。

たしか…①フォーク、②バターナイフ、③割り箸。この中のどれを使うととうもろこしの一列目がきれいにとれるでしょう、というものだった気がします。

正解は③の割り箸!


こんな具合に、半分に折った割り箸(とうもろこしの幅に合っていればOK)をグサッとがっつりと力強く!根元のほうめがけて刺したらスナップを効かせ、ぐいっと一列とうもろこしを芯から離します。すると一列すきまができるのであとは割り箸は使わずに手でとっていくという流れです。私はこれを知ってからとうもろこしといったら割り箸、というくらい欠かせないアイテムになりました。

一列目の胚芽は若干残りますが、手で取っていくとなんだか手にもお皿にもジューシーな汁が飛びはね大変なことになりませんか?

写真は小さく切ったとうもろこしですが、長いままのものでやるとなかなか気分爽快(笑)。

かじると歯に挟まるのが気になる方、前歯が抜けていてとうもろこしにかぶりつけないお子様、とにかく胚芽を食べたいあなた。おすすめです。

せっかくの栄養素、無駄なくとりたいものです。ぜひお試しを。

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