2016年6月28日火曜日

枝豆の季節到来。

こんにちは。

夏野菜がおいしくなってきました~!

きゅうりやなす、トマトは通年出回っていますが、枝豆やとうもろこしを見ると、あ~夏が来るんだなと感じます。

旬の野菜は、生で食べたり、ゆでてたべたり、とにかくシンプルが一番!枝豆は大人にもこどもにも大人気なのではないでしょうか。自分は子供のころ、母親から「そんなに食べたらお腹こわすよ」という忠告にも耳を貸さず好きなだけ枝豆を食べたら本当にお腹をこわした、そんな経験があります…ゆえに一応、自分の子にも言うのですが、自分への戒めも込めて。おいしくて何も考えずにいたらいくらでも食べられる気がします。

そんな枝豆。

読んで字のごとく、豆です。大豆の未熟果なので、枝豆が成長すると大豆になるのですが、大豆と枝豆の栄養価はずいぶん違います。

食品成分表の「豆類」のページをみると、大豆が載っています。そこをたどっていくと下のほうに枝豆がでてくるのですが、注意書きがしてあり「枝豆→○ページ 野菜類」となっています。

大豆は「豆類」ですが、枝豆は成分表では「野菜」に分類されています。

大豆というと、主な成分はたんぱく質や脂質。枝豆にはもちろんたんぱく質も脂質も含まれますが、大豆ほど多くはありません。

その代わり、大豆にはないビタミンCなども多く含まれます。また、野菜の中でも葉酸や鉄分は比較的多く、妊婦さんにもおすすめの食材と言えます。

大豆同様のたんぱく質、脂質もほどよくあり、野菜類に多いビタミンも含まれる、まさにいいとこどりの「野菜」と言えます。

ゆでるだけで甘くておいしく、今の時期しか味わえない枝豆。ぜひ今夜の食卓から活躍させてみてください!!

ちなみに枝豆はゆですぎると栄養素も流れ出てしまうので、ゆですぎにはご注意を。そして茹であがったら決して水はかけないでくださいね。冷ます場合は気加熱で!扇風機や、うちわを使って私はいつも枝豆を冷ましています。

そしてくれぐれも、食べすぎにはご用心です^^;

2016年6月17日金曜日

離乳食にも。

じゃがいも。煮ても、焼いても、揚げても、つぶしてもおいしい。くせもなくどんな料理にも調味料にも合い、消化もよく、栄養もあり、万能選手だと思います。

離乳食でも、じゃがいもは初期のうちから大活躍です。なめらかにつぶして、ころころにして、一口大にして…とどんな形状でも簡単にほくほくと口のなかでつぶせます。

かたまりはちょっと苦手…というお子様でも、こんなふうにつぶして丸めると食べるなんてことありませんか?今日はじゃがいものおやきを、お子様のおやつにおすすめします!


マッシュポテトに片栗粉を入れて丸めるイメージです。

マッシュポテトといっても、牛乳は入れなくても大丈夫です。あまりとろっとなりすぎると丸めにくいので、そのときのじゃがいもの固さによって牛乳を足しても大丈夫ですという感じで。

粉ふき芋のようにじゃがいもをふかしたら、つぶして片栗粉を入れます。じゃがいも1個に片栗粉は大さじ1くらいからで様子をみてください。手で丸められれば大丈夫なので、はじめからあまり片栗粉を入れすぎず、足りなければ少しずつ足していくのが良いと思います。

今日は、小さくまるめて海苔をくっつけて、バター少量をしいたフライパンで焼いて、砂糖と醤油を1対1の割合でいれたたれにからめました。

味付けはお子様の月齢に合わせて。また海苔はなくても大丈夫ですし、串にささずに中にチーズを入れて塩味にしてもおいしいですよ。

じゃがいものタネのほうにしらすやきざんだほうれん草などを入れてもいいです。とにかくつぶしたじゃがいもは「なんでもこい」という器の大きさすら感じるくらい頼もしい存在ですので、お子様の好きなものや、逆に普段は食べないような野菜を刻んで入れたりするのもいいと思います。

こどもって不思議なもので、小さく丸めたり、串にさしたり、ちょっと目先を変えるだけでパクパク食べてくれたりするものです。

小さくいくつも丸めるのは面倒だなと思うかもしれませんが、ぜひ一度試してお子様の反応をみてください♪手作りの料理をモリモリ食べる姿を見るのはうれしいものです^^

2016年6月13日月曜日

手作りドレッシング。

自然に生かされている私たちには、雨の日も、晴れの日も必要です。つい先日も、関東のダムの貯水率が平年の半分になっているというニュースがありました。暖冬で雪が少なかったり、5月の降水量が少ないのが原因のようです。これから平年並みの降水量があれば深刻な水不足にはならないそうですが、こうしたことをきっかけに日頃の水の使い方に気をつけることが大切ですね。

雨の日は、外出がおっくうになる人もいるかもしれません。おうちの中で過ごすことが多いこの時期は、じっくりお料理のできるチャンスかも?

普段は買ってしまうことの多い「ドレッシング」。今は本当にさまざまなタイプがあり、おそらく買おうと思えば自分の好みのものが必ず見つかるといっても過言ではないかもしれません。

けれど、手作りにしか出せない味もあります。新鮮な野菜を使い、安心な材料で作る。そんなわけでこれからの季節にぴったりの、大葉を使ったこんなドレッシングはいかがですか。


油を使わず、すりごまと大葉の風味が香る味噌仕立ての和風ドレッシングです。

大葉・・・・5枚
たまねぎ・・・・みじんぎり大さじ1
卸し生姜・・・小さじ1/2

すりごま(白)・・大さじ2
味噌・・・・・大さじ1
酢・・・・・・大さじ1と1/2
砂糖・・・・小さじ1/2
だし汁・・・大さじ3

大葉をみじん切りにして(さっと水にさらしてから絞って使うとアクが抜けるのでおすすめします)、材料全てを混ぜるだけです。

しゃぶしゃぶ用の豚肉をゆでてサラダ風にしていただいたり、大きめに切ったパプリカやなすなどをグリル(またはフライパン)で焼いたものにかけたり。生野菜にも、温野菜にもあいますよ。なじみのある味噌あじに、しその香りが加わることで暑い時期にも食べやすい味で、食欲が落ちてバランスが乱れがちな夏の献立に役立ってくれるのではないかと思います。

簡単にできるので、ぜひお試しください♪

2016年6月6日月曜日

毎日の食中毒予防。

関東も梅雨入り間近ですね。

少し前にも食中毒のお話を書いたのですが、本日も引き続き、これからの季節とても気をつけていただきたい食中毒のお話をします。先日新聞の記事にあった食中毒の話題をひとつ。

今年の春、あるイベント会場でカンピロバクターの食中毒が発生しました。

カンピロバクターというのは鶏肉を十分な加熱をしないで食べた時に起こる食中毒です。日本の細菌性食中毒の中では最も多い原因病原菌です。

2~7日の潜伏期間の後、いわゆる胃腸炎と同じように下痢、腹痛、嘔吐、発熱などの症状が現れます。胃腸炎が治っても数週間のちに「ギラン・バレー症候群」という手足のまひや呼吸障害をきたる神経病にかかることもあります。

黄色ブドウ球菌という食中毒も耳にしたことがあるかもしれません。よく、おにぎりなどでの感染が報告されています。黄色ブドウ球菌は「毒素型」。毒素そのものを食べることで感染するため、食事から数時間で症状が出ます。

カンピロバクターは「感染型」。生きた菌が体の中で増殖することで症状が出るために潜伏期間が毒素型より長いです。

黄色ブドウ球菌では、加熱などで菌が死ぬことがありませんが、カンピロバクターは加熱により菌を殺すことができます。

しかし、落とし穴として、二次感染があります。

例えば生の鶏肉を切った包丁やまな板で、サラダのきゅうりを切ったとします。

鶏肉はしっかり加熱して食べても、生で食べるきゅうりにはカンピロバクターが潜んでいて体の中で増殖し、感染症状を現す可能性があります。

生のお肉を切るまな板は別にするか、熱湯消毒をして使用するようにしましょう!

清潔・新鮮・加熱をこころがけて調理しましょう^^



2016年6月1日水曜日

屋台のあのおやつ…。

今日から6月です。今年の梅雨入りは例年より遅くなりそうとのこと。しかし梅雨入りが遅くなると、梅雨明けも遅くなるのでしょうか…。

今日は、あまり栄養の話とは関係ないかもしれないのですが、これから夏に向かってお祭りなどが増えてきて、屋台では必ずといっていいほど見かける子供の大好きな、チョコバナナ。

自分が子供のころはあんな魅力的な食べ物があっただろうか…と思うほど特別にキラキラと輝いて見えました。今見るチョコバナナはかなり、カラフル(笑)。ピンクや水色などなど…でもそういうのって子供の目を引くんですよね。たぶん、今でも子供にとってチョコバナナは大スターなのではないでしょうか。

そんなチョコバナナを、最近よく家で作ります。作りますっていうほどのものでもないのですがそういうシンプルなものは間違いなく美味しい。


今日、思いがけず製菓用のチョコレートが激安で売っているのを発見し嬉しくてまた作ってしまいました。

いつも、家で作る時はバナナを3~4等分して一口サイズに。そして割り箸を大胆にも手でバキッと二つに折り(笑)、ささくれだった部分が危ないのでマスキングテープでぐるぐる。持ちやすい上に見た目もかわいくなって一石二鳥。

自分的に、どうしても「チョコスプレー」が欲しい…ですがもちろんこれはなくてもいいです。冷蔵庫で冷やして、チョコがパリッとしたら食べごろです。

バナナはお子様のおやつにも最適な食材ではないでしょうか。チョコつけるなんて邪道だよっ、というご意見もあるかと思いますが、なんだか心躍るこの見た目にワクワクしつつ、お子様と一緒に作るのも楽しいですよ。

おすすめです。おうちでチョコバナナ。