2016年2月8日月曜日

基本を大切に。

今週末から少し気温が上がるような予報が出ています。厳しい寒さもピークを越えて、あとは暖かくなるばかり…といくかどうかはわかりませんが、そういった先の予報を聞くとちょっとだけ気持ちも楽になるような気がします。

暖かくなると、本格的にスギ花粉の季節になり、花粉症の方にはまだまだマスクが手放せない時期が続きますが、元気に過ごしていきたいと思っております。


先日、本屋さんに行き、売上ランキングのコーナーをみると、やっぱり多い「健康ネタ」の本。こんな食事がいいとか、やせるレシピのようなものとか。中でも糖質を控えた食事にスポットライトをあてた本に目が行きました。

中身を少し見てみると、その本では「低糖質」をすすめていました。子供や若者には、食事の制限より運動の重要さを教えるべきなので適さないと書いてありましたが、そのほかたいていの人がやって損はないとありました。

私はこういったことの研究をしているわけではないのでいいとも悪いとも言えません。けれど、いつも思うのは、売れている本、多くの人がやせたり健康になったという食事が、誰にとってもいいとは限らないということをまず前提にしてほしいなという気持ちです。

平成26年度の国民栄養調査によると、やせのもの(BMIが18.5未満のもの)の割合は男性5.0%、女性10.4%で、この10年でみると男性では変化が見られず、女性では有意に増加しているという結果がでています。

女性のやせ願望も現代では分からなくもないのですが、自分が健康でいられる体重を保つことも立派な体重コントロールです。

前回お話した鉄分補給の話にもつながりますが、ダイエットで食事を減らすのは貧血の大きな要因になっています。食事をすること自体が代謝をあげる作用もありますので、しっかり栄養をとりながら体も動かすというのが言うまでもなく理想です。

理想通りにはいかないのが現実ではありますが、そんな単純な、基本的なことは忘れないで生活してほしいと私は考えています。

たくさんの情報が溢れる世の中、たくさんの情報を知るのは良いことだと思いますが、そこから選択して生活に取り入れるとき、あまり極端な偏りがないように配慮しながら自分に合うやりかたを選んでいけたらいいのかなと思っています。

元気でご飯がおいしいというのは最高に幸せなことですから^^

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