2015年6月1日月曜日

お弁当から塩分を知る。

体調を崩した週末。

お昼ごはんにお弁当を買ってきてもらいました(動かないくせに食欲はある)。

お弁当なんて、本当に滅多に買わないものなので買い物を頼むこちらもネットで事前調査をして食べたいものを選びます。お弁当屋さんといえば、という某有名チェーン店のお弁当。人気ランキングなんかも見つつ…。

出た!

体脂肪計でおなじみ、こちらも某有名会社が「監修」したお弁当。監修ってよく市販のものなどについてますよね。有名誰それ監修とか、有名店監修とか…。監修って、いったいどこからどこまで携わっているんだろうといつも気になりつつあるのですが。まあ、そのお弁当にしてみました。

日替わりで3種類あるのですが、全て500kcalを切り、塩分は3g以下、野菜は130g以上というコンセプトで作っています。とはいっても、私がみた3種類は全て350kcal以下で、塩分は2g以下でした。

私が食べたお弁当は塩分1.8gでした。

さてそこで

厚生労働省が出している「食事摂取基準」というものをご存知でしょうか。

5年に1度改定されていて、2015年版は、今年度から5年間使われます。日本人が、一日にどれくらいの栄養素をとればいいのかが記されています。

その中で2010年版から大きく変わったものとして、食塩摂取の目標量があります。

今まで成人男性9g未満、女性7.5g未満

だったのが、2015年版からは

男性8g未満、女性は7g未満と厳しい設定になりました。

そうなると、1.8gのお弁当。これを一食分と考えるとあと2食、同じ量の塩分が摂れますのでとても理想的な数値と言えます。

でも、やっぱり正直な感想としては多くの人が「薄い」と感じる味付けだと思います。

特に「お弁当」というものに対する期待値からしてより薄さを感じるのではないかと思います。

けれど、外食というと、とかく塩分やカロリーを摂り過ぎになってしまうものなので、こういったものが買えるというのは画期的なのかもしれません。売上ランキングも上位にありました、このお弁当。毎日のように利用する人にはなおさらうれしいことなのではないでしょうか。

以前にも書きましたが、塩分を毎日の食事で正確に測るのは難しいです。塩分表記されたこういったものを食べて味付けの濃さ(薄さ)を認識してみるというのもいいですね。

ちなみに主人が食べたお弁当は塩分3.4gでした。これは3回とってしまうと完全オーバーです…。

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