新生活スタートの時期のこの寒さ。入学式などの日に大変な思いをした方も多いと思いますが、それもまた思い出。新しい生活のスタートは、心は晴れ晴れしていると思います!
最近目にした和食についての冊子を読んでいてそこで感じたことを今日はお話しようと思います。
以前から、和食の良さについては何度も触れていますが、ちょうど前回の記事の妊婦さんへの栄養指導のお話にもつながると思い書きます。
過去の記事と重複した内容にはなりますが、ここ50年で日本人が食べるお米の量は半減しました。代わりに何が増えたかと言うと、お肉と乳製品。野菜と魚を中心とした和食のお食事は減ってきているようです。
それからおもしろい調査も。
「1日に一度はお米(ご飯)を食べないと気が済まない人の割合」
が、この20年で減ってきているそうです。私はまさに「気が済まない人」の一人なので、ちょっとさみしいようなそんな気がする調査です。
前回お話した、夕食が遅い時間になってしまうという方へという内容で、やっぱり和食がおすすめだなあと改めて感じました。
和食にしかない「うま味」(おだしの味)で塩分やカロリーのコントロールができます。遅いお食事はできるだけ消化の良いものがいいと思いますので、油を多く使ったお料理より煮物、焼きもの、汁ものなど和食で取り入れやすいメニューで構成すると体に負担がかからずに必要な栄養を摂れると思います。
それから、赤ちゃんが生まれてしばらくすると始まる離乳食。
こちらも和食のメニューが大活躍します。
ご夫婦二人で共働き、そんなご家庭ではたとえば昆布とかつおでだしをとって…なんて手間のかかることはできないと思います。けれど、妊娠を機に少し時間にゆとりがもてたとしたら、いままで作らなかった和食にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
妊娠中、産後の体重管理にももちろん良い和食ですが、離乳食が始まってから幼児食…ずーっとお子様の体を作っていくのはお母さん(もしくはお父さん)の作るお食事です。あまりなじみのなかった方は妊娠中に作ってみて損はないと思います!
赤ちゃんのこと、お子様のことを考えてお食事を作ることは、ご自分の体をいたわり、一緒にお食事をするご家族をいたわることにもつながると思います。
日本の伝統文化、和食。ぜひ、毎日のお食事に取り入れてください♪
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