2015年3月28日土曜日

肉ナシの〇〇。

こんにちは。

昨日運転中にラジオを聴いていたら

「このポカポカ陽気はご近所の桜スポットへの招待状ですね~」

と言っていました。なんてすてきな表現の仕方なのだろうと…。私の家の近所の桜スポットは一分咲きといったところ。この暖かさで一気に花が開きそう。庭のチューリップももう咲く寸前。春ってすてきな季節だわと鼻歌を歌いたくなります。


きゃべつが美味しくなってきてやらずにはいられない、いつものお好み焼き。

おから入り、おだしたっぷり、長芋も忘れずに。

今日は、先日テレビの料理番組でみたお好み焼きを参考に肉を使わないあっさりお好み焼きも作りました。


かるーいこの春の季節に合わせて、大根卸たっぷりとポン酢でいただきます。

普通のお好み焼きは、生地の上に豚バラ肉を乗せますが、これはお肉をのせません。キャベツを混ぜた生地の中に、さっとゆでて輪切りにしたオクラと万能ねぎをたっぷり加えて焼くだけです。

普通のお好み焼き→卸ポン酢→普通のお好み焼き

の順番で3回焼きました。間に卸ポン酢をはさむといい感じで箸がすすみます。

私はお好み焼きのときはお好み焼きしか作らないので、お好み焼きのバリエーションが増えると品数が増えたような(実際増えているのか?笑)、飽きずに楽しく食べられます。

ちょっと生地のまとまりが悪くてもねぎたっぷりがおいしいですよ~^^v

ぜひお試しください。


2015年3月24日火曜日

誰にでもできる健康づくり。

春の野菜を味わうときに欠かせないのが「食感」。

新鮮な春野菜はあまり手を加えなくても素材そのもののおいしさが抜群にあると思います。

生で食べたり、加熱もさっとだったり、多くの野菜はその歯ごたえがおいしさのひとつでもあります。

やわらかく煮たスープや煮物がおいしかった冬を過ぎ、そろそろシャキシャキの野菜を味わうのが楽しい季節になってきました。

そんなときだからこそ、とても意識していただきたいのが

「噛む」

ということ。

忙しい現代は特に、食事の時間はいかに短く済ませるか、と考えている人も少なくないと思います。ゆっくり味わいたいけれど時間がない、そんな方も、一日に一度でもいいのでよく噛むことを意識したお食事をしていただければと思います。

よく、一口30回。といいます。

次に何か口にするとき数えてみてください。
よほど意識をしないと30回はなかなか噛めません。

しかし、よく噛むことは、満腹感を得られやすく食べ過ぎを防止するだけでなくいろいろな効果があります!!

以前に私が研修に行った時の資料をもとにまとめてみました。

1、よく噛むと、視床下部から神経ヒスタミンというホルモンが出て食欲を抑制(これは食べ過ぎ防止につながりますね)

2、よく噛むと、交感神経が刺激され、代謝が活発になり消費カロリーアップ!

3、よく噛むと、ゆっくりよく味わうことになるので、薄味でも満足感が得られやすい(減塩につながります)

4、結果として肥満の解消や予防につながります

それから、糖尿病や肥満のある方には歯周病が多く、重症化しやすいこともわかっているそうです。

体によい食べ物、食べ方、いろいろありますよね。

けれどそれが入るいわば入口は自分の「口」です。歯の健康がなければ体の健康もコントロールしにくいということです。

いまはまだ健康な若い方も将来の生活習慣病予防のため、今日から、いますぐ、道具も準備もいりません、「よく噛む」健康法。実践してほしいと思います!

2015年3月20日金曜日

とろみは玄米で。

こんにちは。

だいぶ春らしくなってきましたが、また来週は気温が下がる日がありそうで、一番体調管理に気をつけたい時期ですね。

今日は赤ちゃん連れのおともだちのために野菜たっぷりランチを作りました。



春は野菜がおいしい季節です。

サラダ三種類と、新たまねぎと新ごぼうで、とろとろのポタージュを作りました。

じゃがいもやコーンのポタージュでは、特に小麦粉など入れなくてもでんぷん質が多いので自然にとろみがつきますが、今日はごぼうで作ったのでとろみを足すのに炊いた玄米を使いました。

オリーブオイルでたまねぎと薄切りごぼうを炒め、スープで煮込んだらご飯を入れてまた少し煮ます。

ハンディブレンダーでなめらかにして、豆乳を加え、塩とバターほんの少々で味を調えます。

ごぼうには、小麦粉よりもお米の味が合う気がして使いました。ごぼうの香りがふんわりと香る濃厚なポタージュができました。

数か月前はお布団でごろごろしていたあかちゃんが、立ったり歩いたり、声を出したり…赤ちゃんの成長の目覚ましさを今日も感じることができ、生命のエネルギーをわけてもらえたようで不思議と自分もとても元気になりました。

もう一歳になるとベビーというよりキッズですね。よちよち歩きの子供は本当にかわいい!

この月齢のこどもとの生活はなかなかゆっくり食事もとれずママは大変ですが、今しかないこのときを存分に味わって満喫してほしいと思いました。

春野菜、どんどん取り入れて新鮮で気持ちのいい毎日を過ごしたいですね♪

2015年3月16日月曜日

妊婦さんとの関わりの中で。

今日は、妊婦さんとの栄養指導を通して感じていること、お伝えしたいことを少し書こうと思います。

妊娠中は、普段とは違う嗜好になったり、とてもお腹がすいたり、またつわりでも「食べづわり」という、空腹が気持ち悪い…という場合もあったり。

また、妊娠を機に今までしていたお仕事をお休みしたりして家にいる時間が多くなり、生活がガラッと変わる。こんな方も多いです。

生活のリズムが変わると、もちろん食事のリズムや摂り方も変わってきます。

忙しくて時間がなくて、簡単に済ませていた食事をゆっくりととれるのはとてもいいことです。けれど、その時間が長すぎて、手をのばせばいつも食べ物が口に入る環境になると、自制心も必要になってきます。


指導は、基本的にまずはご自身で食生活を振り返り、食事内容をもとに話をすすめていくため、患者さんご自身に食事内容の記入をお願いしています。

次の検診のときに栄養指導をしましょう、それまでの間、食事記録を取ってきてください。とお願いすると、多くの方はご自分なりに食生活を見直し、改善をしてきてくださいます。

そうするとやはり体重に反映されていて、いままで増加のスピードが速かったものが緩やかになったり、体重が減ったりします。


二週間ほどでそういった効果ははっきりでます。

私はできるだけストレスを軽く、体重コントロールをしてほしいと思っています。

特に妊婦さんは、摂取カロリーを消費する術が限られていますから、どうしても先ほどの「自制心」が必要になってくるのです。

生活スタイルは人それぞれ違います。そこでできることを見つけてすぐに実践し、継続する。甘いお菓子が大好きでやめられない。その人に、今日から一切お菓子は食べないでくださいと言ったら…。

おそらくすぐにストレスがたまり、数日後にはどか食い(笑)。自分なら絶対そうなります。

それでは意味がないので、自分でルールを作って食べる。今日は我慢できたから明日はチョコレートをひとつ食べよう、とか、逆に今日は甘いものを食べたから明日は一日我慢しよう、とかメリハリをつけてほしいと思っています。

少しだから…と、ダラダラ、時間も回数も決めず毎日間食をするのが一番よくありません。

厳し過ぎないマイルールを作って、おなかの赤ちゃんとの限られた時間をより幸せに、楽しんでほしいと思います!!

体重管理や食事のご相談などありましたら、診察のときなどにお気軽に声をかけてください^^


2015年3月12日木曜日

お肌もお料理も…。

毎日風が強いですね。春らしいといえば春らしいのですが、まだ風は冷たくせっかく太陽が出ても外では暖かさを感じづらいですね^^;

最近よくテレビCMで耳にするのです、このタイトルを。


「お肌もお料理も、したごしらえが大事」

と。

そちらは化粧品のCMですが、お料理も本当に下ごしらえが大切。

下ごしらえがきちんとしていればあとは適当にしても、美味しいものが出来ると思います。

たとえば「下味」と言われるもの。

ただお肉を焼いたソテーのようなものにしても、フライなどにしても、あとから味付けしたりソースをかけたりしますが、まずお肉などの素材そのものに塩コショウなどをするのが一般的かと思います。

ここで下味をつけずに調理してしまうと、どんなに美味しいソースをかけても、何か物足りなく感じます。

料理をする際、最後につける味付けの前に素材自体に味をつけておくと、味が決まりやすくなります。時間のあるとき、下味をつけたものを作ってストックしておけば、食べたいときにさっと味をつけて食べることができます。


そんなことを踏まえ、そろそろ体もスッキリしたい季節だな~ということで、今日は繊維たっぷりファイバーサラダを作ってみました。



要はごぼうサラダなのですが。

ごぼうサラダはみなさんどうやって作りますか。

私はずっと前は、せっせとごぼうを千切りにして水にさらし、茹でて冷ましてマヨネーズなどで和えていました。

あるとき、きんぴらごぼうのように炒めてからサラダにする方法を知ってそれからはずっとその作り方です。

きんぴらごぼうは作ったことがある方が多いと思います。

今回はささがきにしたごぼうとにんじん。水で戻したひじきを用意。

ごぼうは皮もむかずきれいに洗い、ささがきにしたらすぐにオリーブオイルをしいたフライパンで炒めていきます。

水にさらして茹でると流れてしまう栄養も全部いただけます!

水けを絞ったひじきを入れ、よく炒めたらさいごに千切りの人参を加え、お酒とみりんを同量(ごぼう半分で大さじ1くらい)、その半量のしょうゆとお酢を加えさっと炒めたらバットなどにうつして冷まします。

冷めたら冷蔵庫に入れ、食べたいときに食べたい分量をボウルに入れてマヨネーズや塩、こしょうなどで味付けをして水菜やレタス、トマトなどとさっと和えます。

混ぜる野菜を変えたり味に変化をつけて楽しめますよ。

ベジ・ファーストはもはや常識になりつつあります。一番初めに繊維質の多いものをよく噛んで食べると満腹感も得られやすく食べ過ぎ防止にもつながります。

よく噛むこと、大切です!

お肌の下ごしらえもしつつ、体のなかからも綺麗になれたらカンペキですね^^



2015年3月6日金曜日

カレーとソース。

いろいろなことで季節を敏感に感じることのできる今日この頃です。

梅の花、いまかいまかと開花を待つ桜、天気予報のスギ花粉情報、卒業、入学に必要なもののあれやこれやが並ぶお店、出会いと別れの季節の歌…。

年度末の3月は、働く人々も忙しい時期だと思います。

年末年始のお祭りのような非日常の賑やかな感じとは違い、とても生活に密着したじんわりとした喜びを感じる季節のような気がします。


暖かくなってきて、薄着になると、体のラインが気になる女性も多いのではないでしょうか…。

今日は簡単にできて、カロリーを抑え、塩分も控えめ、そしてこれからの季節おいしい春野菜のキャベツを使った一品。


そぎ切りにした鶏むね肉に小麦粉をうすくまぶしてオリーブオイルで焼きます。二人分で、小さじ1杯で十分。

キャベツとアスパラは一度レンジであたためます。1分から2分。

それから鶏肉のほうに水けを切って入れると、あっという間にできるのと、野菜がべチャッとしないのでしっかりと野菜の歯ごたえが残っておいしくいただけます。

味付けは塩コショウと、カレー粉、それからソース、しょうゆ少々。カレー粉とソースって合うんですよねー。カレーにソースをかける人いますものね。

私個人の話ですが、授乳中は刺激物はあまりよくないと思ってカレーライスをがっつり食べるのを控えていました。でも、カレー粉をお料理に使うのは何の抵抗もなくできますし、油やお塩のたっぷり入ったカレールーよりもぐんと健康的になります。カレー味はだれもが好きな味といっても過言ではないくらい人気もの。

適度な香辛料は減塩効果も期待できます、ぜひ取り入れていただきたいです。

三浦の早春きゃべつはもうすっかり我が家の食卓には欠かせない食材になりました。これからどんどん春きゃべつも出回ってきますね。

春の訪れが楽しみです♪