2015年1月12日月曜日

お米のお話。

こんにちは。

お正月気分も抜けてきて、生活リズムが整ってくるころかと思います。

お食事のほうはどうでしょうか。

これから少し、体重管理のお話をと思っています。

お正月に乱れた食生活をもとに戻し、ちょっと増えてしまった体重ももとに戻したいですよね。そんなとき、現代の多くのかたの考え方としてまず「炭水化物抜き」というのが主流になっているように思います。

厚生労働省の国民栄養調査の結果によりますと、1960年(今から55年前)と現在を比べると、炭水化物(お米やパンなどの主食)が減り、脂肪の摂取量が倍以上に増えています。炭水化物のとり過ぎはもちろんよくありませんが、現代は脂肪の摂取量が増えて、肥満者も増えているということです。

食品の消費量でみると、肉類や油脂類が増え、魚介、野菜、とくにお米の消費量が減っています。

みなさんはどうですか。
ご家庭でお米を食べることはどれくらいありますか。

何度かお話していると思いますが、食事の摂取エネルギーを一定と考えたとき、

ごはんとおかず、を食べた場合と

おかずだけ、を食べた場合

おかずだけを食べると脂肪とたんぱく質の量が増えます。塩分も増えます。その結果、動脈硬化を招いたり、腎臓に負担がかかったりすることが問題点とされています。

摂取エネルギーを減らしたいと考えた時、まずご飯の量を減らす(または摂取しない)のではなく、ご飯をおかずのバランスの調整が必要です。

食事の量を減らして体重を戻したいと考えた場合、たとえば

「じゃあ今日から夕飯はご飯をやめておかずだけでおなかいっぱいにしよう」
ではなく
「ご飯をおかずの量を少しずつ減らしてみよう」
という考え方にしてみてください。

もちろんそれ以前に、間食ばかりとか、食事以外に食べているものを見直すのは言うまでもありません。

ご飯をしっかり食べると、満腹感も持続するということもあわせて体験してみてください。

中途半端に食事(ご飯)を減らし、それが間食への甘えになっている方を多くみかけます。

食事で減らしたカロリー以上の間食をしたら意味ないですよね^^;

とにかく、あまり怖がらずにごはん。食べてほしいと思っています。

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