2014年12月31日水曜日

今年のしめくくり。

今日は、どんなことも「今年最後」と感慨深く行える一日ですね。

明日になるとまた気持ちも新たにがんばろう!と思える清々しい一日になります。


医院では、毎日のように新しい命が誕生しています。

それは新年を迎えたときに似ているような、でもそれよりももっと大きな人生で味わったことのない新たなスタートを感じる出来事だと思います。

今年は、私のまわりの友人、知人にも本当に多くの赤ちゃんが生まれ、またお腹にやどった新しい命の報告を受けた年でした。

誕生した赤ちゃんの成長は日々目覚ましく、お母さんのお腹の中の命もまたたくましく成長し、とてもいい刺激とエネルギーをもらっています。


みなさまどんな一年になりましたか。
来年はどんな一年にしたいですか。



どうか、どなたにもたくさんの幸せと健康で笑顔の溢れる新年が訪れますように。

今年もお付き合いくださってありがとうございました。

来年もよろしくおねがいいたします。



今日は午前中からおせち料理作りでした。

フライパンの中のお煮しめです。このレンコンの切り方を、ともだちいわく「おしゃレンコン」というそうで^^

確かにふだんレンコンもこんなおしゃれをしないので、今日は喜んでくれているでしょうか…。

明日はどうやってお重に詰めようか、考え中です。


夜から天気が荒れるようですね。外出される方はお気をつけて!!

2014年12月30日火曜日

冷蔵庫の温度。

あと数分で大みそかです。

みなさんは、年越しの瞬間は起きていますか?

私はたぶん、1番意地を張って寝ずに我慢したのは小学生くらいだったと。大人になると、明日に差し障るからとか、眠いのを我慢出来なくて寝てしまえとなって、あまり起きていた記憶がありません…。

おせち料理の準備も大みそかが本番ですがぼちぼち始めつつの年末。

しかし栄養士的には料理本に「日持ちは2日から3日です」と書かれていてもどこか不安で(^_^;)

なるべくギリギリまで調理しないこと、冷蔵庫の目盛りを普段より強めにすること、調理の際の手洗いの徹底など心掛けております。


特に冷蔵庫の温度ですが
年末年始はご家族がお家にいる時間が多くなり、扉の開閉も増えます。


そこへ来て、お正月用の食材の買いだめなどで中身も詰め込みがちですよね。


本来なら暑い夏場より設定温度は低めで大丈夫ですが、この時期はそういったことを考慮し、普段より低め設定が安心かと思います。

大みそかに最後の更新をしたいと思います!

みなさま年末お疲れ様です!

2014年12月28日日曜日

行事と食のつながり。

こんにちは。

いよいよ今年も最終週。2014年も残りわずかとなりました。


さて。大みそかには年越しそば。お正月にはおせち料理。

当たり前のように続いているこの風習。
私は昔はそんなに深く考えずにそういうものだからやっているくらいにしか思っていませんでした。


しかし、やはり子供がうまれると、なぜこういうことをするのか。どういう意味があるのか。

そんなことを考えながら日々いろいろなことをこなしていくようになります。

日本には、四季折々さまざまな行事があります。

お正月から始まり、節分やひなまつり、お彼岸に端午の節句…そして最後は大みそか。

行事にはかならずその行事をあらわず「食」がある。と本で読みました。
そして人も同じく生れてからこの世を去るまで、うれしいことや悲しいこと、それぞれにその日の節目の行事があり、食があると書いてありました。

子供に正しい知識を伝えるために自分もいろいろなことを覚えます。


自分が知りたいと思うことも大切だと思いますし、誰かに伝えるために勉強するのもいいことだと思います。

そして私は「食」という面からすべての人に健康で笑顔になれる生活を送っていただきたいと心底思っています。

今日の献立のヒントでも、妊娠中の栄養の摂り方でも、あかちゃんとの生活のなかで簡単にできる栄養補給でも、何か「使える」情報を発信していけたらという思いで書いてきました。

ご家族がお休みに入られて毎日のお食事や家事や、大忙しの年末年始になる方も多いと思います。

とにかく元気で!
元気があればなんでもできます(笑)。

体調に気をつけてお過ごしください。

2014年12月23日火曜日

クリスマスケーキ。

今日は祝日ということで、クリスマスパーティーをされるご家庭も多いかと思います。

みなさんはどんなクリスマスをお過ごしですか。

先日、友人の赤ちゃんに会いました。8か月になる女の子ですが、本当にこの時期の成長はすばらしく、ちょっと前に会った時よりも髪が伸びたり、きょろきょろいろんなものに興味を示したり、嬉しいときは声をあげたり…みていて飽きません。

そんな元気盛りのベビーのいるお母さんには、クリスマスもお正月もゆっくりとはいかないかもしれませんが、1年に一度の行事は、そのときどきのお子様の成長が一番の思い出になるのでとても楽しいものになると思います。


私は今朝は張り切ってケーキを作ろうと早起きをし…

使う予定の卵を誤って落としてしまい足りなくなり…

近くのコンビニに行ったら、普段は絶対買わないであろうお値段の高い卵しかなく…

おいしいスポンジが焼けました(笑)。

丸いケーキを焼きたかったのですが、今回は平らに焼いてカットする方式を導入したら、これは焼き時間も短く作りやすかったです。


こういう感じで、小皿を当てて四つに包丁で切りました。



それを
クリームといちごをはさんで…

なんだか妙に高さが出てしまい、ビッグ○ックのような…


そして最終的にはちょっと笑える、変に背の高いケーキが出来ました…。三段にすればかわいらしかったのにと後悔。

娘はアラザンとかチョコスプレーがとにかく好きで正直要らないんだけどなと思いつつパラパラやりました…。


ロールケーキがいいと言われたらロールケーキにできると思ってこの平らなスポンジを焼いたのですが、結果としてはこれから丸いスポンジもこれでいけると思いました。型いらずで好きな大きさにできるのがいいです。小さめに作って、余ったスポンジだけ冷凍しておけば慌てて食べる必要もありませんし。


とにかく、どこでもかしこでも風邪が流行っています!

みなさん、おうちでも油断せずに家の換気をしたり、栄養と睡眠をしっかりとって元気に穏やかに日々をお過ごしくださいね。

MerryChristmas!!

2014年12月22日月曜日

19年に一度の!

おはようございます。

今日は「冬至」ですね。

先日、「今年の冬至は何年かに一度の縁起のいい日らしい」ということを聞きまして調べますと、今年の冬至

朔旦冬至

という、新月の日と冬至が重なる19年に一度の日ということでした。盛大にお祝いをしていた時代もあるそうです。


さて冬至と言えば、スーパーにもゆずとかぼちゃが隣り合わせで売っていたりします。

かぼちゃに関しては、本来は夏の野菜ですが、栄養もあり保存もきくのでこの時期に重宝されたようです。冬が旬の根菜類には少ない、色の濃い野菜の栄養を摂れるんですね。今では輸入かぼちゃもありますので、そちらは11月から3月くらいがおいしいとされています。

また、かぼちゃにはビタミンEも多く、血行を促進して冷え症の緩和にも役立ちます。

特に豊富なカロテンは、実よりも皮に多く含まれますので、調理は皮ごとがおすすめです。カロテンは免疫力を高めるとも言われています。

ゆず湯に入ってあたたまり、栄養のあるかぼちゃを食べて、無病息災を祈りこれから寒さの厳しくなる時期を乗り越える。季節の行事には先人からの知恵がふんだんに盛り込まれています
ね。こういった日本古来の行事をていねいに行うことで日々の暮らしをより豊かに、健康に、楽しく過ごしていかれたらいいと思います。

ところで、ゆず湯のときの「ゆず」はみなさんはどのようにお風呂に入れますか。

ご家庭ごとにやり方があると思います。

丸ごと入れたり、半分に切ったり、スライスしたり…。
私は昔実家で入っていた通り、半分に切ってガーゼにくるんで湯船に入れます。そして湯船につかりながら、そのガーゼをモミモミと軽く揉んでゆずの香りが広がるのがとても好きです。

今日も寒くて乾燥した一日になりそうです。

ぜひ、19年に一度の冬至、ゆずをお風呂に入れて温まってみてはいかがでしょう^^

2014年12月17日水曜日

揚げない揚げ物。

こんにちは。

朝起きてすぐにスイッチを入れるストーブに表示される室温が、毎日更新されます。今朝は10℃でした。一ケタになる日も近そうです。

最近、最近でもないですが現代では「揚げない○○」がすごく多いと思いませんか。

揚げ物のレシピをスマホで検索する場合。

「ドーナツ」と入れると、候補として
「ドーナツ 揚げない」

「唐揚げ}と入れると
「唐揚げ 揚げない」

とか、そんな具合に、揚げ物を食べたいけれど揚げないで食べたい。というニーズが多いようです。第一に、カロリーの問題。それから、いろいろな人に話を聞いていて気付いたことには、家では揚げ物をしないという人はそんなに珍しくないということ。この場合、油の処理が面倒とか健康面とは違った理由からです。

実は私も、どちらかというと後者の理由で揚げ物は普段はあまりしません。オイルポットもありませんので…。

結婚したときに買った健康調理のできる?オーブンレンジには、揚げない唐揚げやフライのレシピ本がついていて、その通りに数年間やってきました。

耐熱ボウルに、サラダ油とパン粉を入れてレンジでチン。途中で様子をみてかき混ぜながらパン粉がきつね色になるまで加熱します。

要は、その時点で揚げた状態にするのです。

そして、普段衣をつける手順で、小麦粉→溶きたまご→加熱したパン粉、と食材に衣をつけ、オーブンで加熱。

けっこう、面倒くさいです。なんとなく、無駄に電気代がかかる気もします(笑)。

そんな我が家に最近舞い降りた新しい方法がこちら。
(図書館で借りた、ちょっと古い雑誌に載っていたのを参考に)


生のお肉には使えないのですが、コロッケ。特に我が家で頻度の高い、クリームコロッケ。
たねを作って、一度冷やして形成してから衣をつける、ちょっと手間のかかるコロッケ。

そんなコロッケを家庭で簡単に食べるワザです。
フライパンに、サラダ油とパン粉を入れ、おはしなどでムラのないようにかきまぜながらきつね色になるまで炒めていく。レンジでなく、フライパンでカリカリパン粉を作ります。すぐできます。

それを、作ったクリームコロッケのたねにかけて、ケチャップなどで食べます。終わり。

コロッケはたねを作る時点で全て加熱済みなので、そのまま食べられますよね。ポテトコロッケでも。それを、どかーんと、グラタン皿のようなものに敷き詰めて、食卓へ。レシピによると、そこにパン粉をかけるとありましたが、うちでは、みんなが同じ時間に食べられないのであとから食べる人にはたねだけアツアツに温めてカリカリパン粉をかけられるように「後のせ」方式に(笑)。


これの良いところは、粉とたまごを使わないので手間も食材費もカロリーも、そして光熱費まで(笑)カットできます。

それから、常にカリカリの衣が味わえること。そして上記の話に戻りますが油の処理はもちろん不要です。

ちょっと、人には胸を張ってお見せできる料理ではないと思う方もいらっしゃると思いますが、日々の料理はこんな感じのある意味手抜きで良いのではないかと…。

パン粉にあおのりを混ぜてはんぺんにかけるのも、おすすめ。お酒のおともにも、こどもにもウケると思います。

いろいろなお料理を考えるかたが世の中にはたくさんいらっしゃって、私も日々助けられております。

2014年12月15日月曜日

いたわり月間。

三浦半島でも、ついに週間天気予報で最低気温が0℃という日が出てきました。

朝起きると霜がおりて、車のフロントガラスは凍っている、そんな今日この頃ですがみなさま体調はいかがでしょうか。

この季節になると、あちらこちらで「モノを売ろう」という意識がビシビシ伝わってきます。何かにこじつけて買わせようとする巧みなキャッチフレーズの中でも、どんな人にも当てはまるこのことば。

自分へのごほうび。

1年間頑張った自分へのごほうびに○○はいかがですか!?
たしかに。
自分はよく頑張っている。誰かに認めてもらうでもなく、自分で自分を認めてあげるということは非常に大切なことです!

そんなふうに思いながら何かを買うというのもたまにはいいものです。別に特別に高価なものである必要はないわけで。

とまあ、何がいいたかったかと言うと…。

1年の最後の12月。自分へのごほうびを買うのも良いのですが、それよりも心がけていただきたいのが「自分をいたわる」気持ちのごほうびです。


寒くて、乾燥が続くと、本当に病気がはやります。

そして、元気で体力もあれば体で悪さをしないウイルスも、疲労して弱った体に入ってくると黙ってはいません。

風邪がはやるこの時期だからこそ、普段から無理をせず、疲れを溜めこまず、できるだけ睡眠をとり、そしてしっかりと食事をして、日々の元気を保ってほしいと思います。


そうは言っても毎日の時間はあっという間に過ぎ、がんばりすぎて疲れに気づかないこともあります。そんなときはまわりで見ている人がその人を「いたわる」気持ちで手を差し伸べてほしいなと思います。

忙しい師走ですが、自分も他人もいたわる気持ちを大切に、健康に過ごしていただけたら幸いです。

みなさま本日もお疲れ様です。

2014年12月3日水曜日

砂糖を使わずに甘い煮物。

こんにちは。

気がついたら12月も3日となっていました。

こんな感じで、気がついたら今年が終わっているんだろうなあ…。年賀状は一体いつやる気になるのかなあ…。数日前に、テレビ番組で「年賀状を出す人の割合は?」というクイズをやっていました。8割以上もいました。メールがこんなに普及しても、年賀状という文化は根強いですね。

みなさん年末年始の準備は進んでいますか。

この季節になると、何やら忘年会だクリスマスパーティーだと言って食事のバランスが乱れがちになりますね。そして年明けには「正月太り」なる1月の季語になってもいいくらいよく聞くフレーズが登場。

しかし、後になってまとめて対処するのではなく、そうならないために、今から、というか日頃からちょこちょこ修正していれば怖いことはありません。

栄養指導をする妊婦さんにもよく言うのですが、何はさておき毎日体重計に乗ること。

2週間、もしくは4週間ごとの検診のときにしか体重を計らないという人も中にはいらっしゃいますが、それだけ長い期間の過度の体重増加を修正するには本人の努力や我慢がかなり必要になります。

毎日体重を把握していれば、多少の増加はその後の2、3日で戻せます。

そういうつもりで時々のイレギュラーな食事も、怖がらず、楽しんで食べることができるのではないでしょうか。せっかく、普段とは違う人や、お料理や雰囲気を味わえるときなので、思い切り楽しみたいですよね。


さて、タイトルに触れずに長々と話をしてきましたが、みなさんは煮物は甘いのがお好きですか。しょっぱいのがお好きですか。

肉じゃがとか、炒り鶏とかの味付けはご家庭で違うと思います。私の知り合いには、砂糖はほとんど料理で使わないという方がいました。お弁当とか、市販されている煮物はわりと甘めの味付けのような気がします。

ご家庭で煮物をするとき、たとえば肉じゃがを作るときに、お砂糖の代わりに「りんごのすりおろし」を使うレシピをもう何年も前に知ってときどき作りますが、今の季節の蜜たっぷりのりんごは特に甘くてお砂糖を使ったような甘さになります。

私の作り方ですが、肉じゃがを作るとき、お砂糖を大さじ2入れるとすると、その代わりにりんごのすりおろし(皮ごと)を半個分使います。

いつもの味付けのタイミングで入れて煮込むだけです。

これからのパーティーメニューというと、ケーキやお正月料理は白砂糖をたっぷり使っていますので、普段の食事で控えてみるということでこのお話をしました。

そして、栄養成分ですが

白砂糖大さじ2で、カロリーは69kcalです。
りんご中くらいを半分(140gとして)カロリーは76kcal。

若干ですが、りんごのほうがカロリーが多いじゃないか!と思いますが、白砂糖は精製されたものでビタミンミネラルなどの栄養はほとんどありません。りんごには、上記の分量で食物繊維が2.1g、ほかカリウムなどのミネラル、ビタミンも含まれます。

果物の果糖は、血糖値を上げにくいとも言われています。ただし摂り過ぎはいけません。

といった理由から、煮物に使うお砂糖をりんごで代替えしてみる。という方法で白砂糖の摂取を控えるというのはどうでしょうか。ちなみにですが、うちでは白砂糖ではなく三温糖を使っているんだけどどうなのとお思いの方もいらっしゃるかと思います。三温糖のほうが、白砂糖よりはビタミン、ミネラルが多いですが、かなり微量です。煮物で大さじ2杯となるとさらに微量ですので、大差ないと思っていただいていいと思います。