2013年12月25日水曜日

ストレスに勝つ。

Merry Christmas!!

今日はクリスマス~。
どんな一日をお過ごしでしょうか。

楽しみなのはこどもが大半かしら…年の瀬で、働く人も大忙し。道路は大渋滞。買い物もいつもの倍の時間がかかる…大人はけっこう、大変ですよね。

そんな年の瀬。

忙しさでつい、イライラしてしまうことも多いかもしれません。

リラックス方法は人それぞれだと思うのですが、食べ物でイライラに対抗しようと思ったらビタミンCを摂るのはどうでしょう。

ビタミンCには、抗酸化作用があります。ストレスなどによって発生する活性酸素によるダメージを、ビタミンCが身代わりに酸化されることで私たちのからだを守ってくれる!頼もしい栄養素。

ちょっと話がそれますが、先日の冬至の日。みなさんは柚子湯に入りましたか?

我が家は、柚子の皮はむいて食用に…。残った実を半分に切って布の袋に入れて湯船に浮かべます。なんともいい香り。3歳の娘には「くさい」と言われましたが(笑)。風邪をひかないように、元気で過ごすぞ!とお風呂で気合いを入れるのであります。

その柚子の皮には、たくさんのビタミンCが含まれています。皮なので、一度に食べる量に限度がありますけどね…。個人的には柚子が大好きなので、漬物などにして毎日ちょこちょこ食べています。柚子味噌も美味しいですよね~。

使いきれない分は冷凍できます。

そこで、気をつけたいのが冷凍の仕方。
皮だけそいだら、そこでストップ!細かく千切りにすると冷凍している間に香りも栄養素も減ってしまいます。使う直前に冷凍庫から取り出し、細かくするのがベストです。

話をもどして。


ビタミンCと聞くと果物を想像しますね。野菜にも多くふくまれていますが、カリウムのときのお話と同じで、ビタミンCも水溶性。ゆでたり加熱すると栄養素も流れてしまいます。よって、生で食べやすい果物がおすすめ。特に冬場はお野菜も加熱して食べることが多いと思うので。

今の時期ならみかんが代表的でしょうか。皮をむくのも簡単だし、一日2個くらいで成人の摂取量はまかなえます。

食べながら、
「今日のストレスはこれで帳消しに…」
と念じて、ニコニコ笑顔の年の瀬をお過ごしください。

今日もみなさま本当におつかれさまでした!

お忙しい中読んでくださりありがとうございました。


2013年12月21日土曜日

警報発令中

こんにちは。関東平野部に雪が降るとかどうとか、いよいよそんな寒さになってきました。 

12月は忙しいから、なるべく手抜きしつつ、栄養も偏らないような食生活を…と思って書いてきましたが、気が付いたらもっとも手抜きしちゃいけない話を忘れていました。

昨日、神奈川県全域に、感染性胃腸炎の患者数が基準を超え警報が出たと新聞にありました。

この時期、食事の支度は手抜きしても、その前の

「手洗い」

これだけは、絶対手抜きしちゃいけません!!

特にノロウイルスは、少ないウイルスで感染します。予防は手洗いしかありません。食事を提供する人からの感染。これは十分な手洗いで防げます。お手洗いのあとや、オムツ交換のあとなどこまめに手洗いすることをご家族全員で徹底したいものです。

それから食品はなるべくしっかりと加熱することも大事です。抵抗力の弱い小さな子供や高齢者は特に気をつけなければなりません。妊婦さんも、脱水症状などをおこさぬよう感染には十分気をつけていただきたいと思います。

厚生労働省のホームページにも細かく予防法などが載っています。

なってからではなく、あらかじめ知っておくことで、もしものときにあわてず済みます。

ウイルスは乾燥も大好きなので、お部屋も適度な湿度を保てるといいですね。

年末年始。バタバタと忙しい毎日になるかもしれませんが、とにかく、「元気があれば何でもできる」。だと思っています。ご家族の健康を守るため毎日食事をつくるお母さん。外で一生懸命働いてくれているお父さん。元気に遊んだり勉強したりするこども。仕事を頑張る男性女性。地域を見守ってくれるおじいさんおばあさんたち。

何気なく暮らしの中で目にする人たちも、元気があるからこそそこにいる人たちなのだと思います。

年末年始、どうか皆様が元気に。いつも通りで良いのです。体調を崩さぬようお過ごしになれますようにお祈りしております。






2013年12月16日月曜日

わかっていても…。

こんにちは。

助産師のブログにもありますように、当院では栄養指導も行っております。

今はいつでも手軽に大量の情報が手に入る時代です。ご自分で解決できるお悩みもあるかもしれません。

お悩みが解決できないときはもちろんですが、そうではないとき。頭では理解していてもそれを実行に移すというのはお一人では難しいときもありますよね。

そんなときにも、少しだけ肩を押すお手伝いができたらいいなと思っています!


みなさま今週も、あたたかくして、元気に過ごしましょう♪


2013年12月13日金曜日

手抜きでいいと思います

こんにちは。

今日は強風が吹き荒れております。

本当に疲れたとき、体調がすぐれないときは、料理どころではありません。前回書いたように、そんなときは何もせず体をいたわることが第一です。

料理をするときの自分のテンションで、
「今日はやるぞっ!」
というときも、たまにはあるし
「今日は…まあ、いつも通り。作りますか」
というときもある。もしくは
「もう、本当は何もしたくない。でもそういうわけにもいかないからやらなきゃ」
というときもあります。

世の中を見渡すと、多くのニーズがあるものというのは、いかに簡単にできるか。でも見た目はそれなりに見栄えのする…そんな矛盾した欲張りな希望をかなえるもの。のような気がします。

「やるぞっ!」のとき以外で活躍してくれる、忙しい今の時期におすすめしたいのが、ホットプレート!!

ホットプレートで何か作るというのは、まず他におかずをいくつも作る必要がないです。そしてその場で調理するので出来たてが食べられるという、実は料理にとっていちばん贅沢な食べ方ができる。そのうえ、洗いものも少なくなります。

冬はどうしても鍋に流れがちだけど、ときどきホットプレートもいいですよ。焼き肉とか、お好み焼きだけじゃなく、大きいフライパンだと思うとなんでもできます。


 こんな感じで。

 これは、エビののったシュウマイです。
 湯気でなにやらよくわからない感じですけど…

ご家庭それぞれかもしれないですが、餃子はよく献立に登場してもシュウマイって、そんなに出てこない…ような?

家庭料理というとフライパンひとつで手軽にできるもので、シュウマイって本来は蒸し器で作るものなので敬遠しがちかもしれません。

しかしシュウマイって、餃子のようにニラやら白菜やらみじんぎりにして~皮にヒダつくって包んで~という作業がないのと(たまねぎはみじんぎりにしますけど…)、材料がシンプルなので、結構楽ちんですよ~。

基本的に豚のひき肉とたまねぎと、シュウマイの皮があればできます。油をたくさん敷いてカリカリにする餃子より、さっぱりいただけます。

私はさらにカロリーを抑えるべく、えのきをみじん切りにして入れます。この写真のシュウマイにも入っていますが、誰も気づきません(笑)。

人参とか白菜とか、冷蔵庫にある野菜をしいて、その上にシュウマイを並べ、200ccくらいの水を入れてふたをして蒸気があがってきたら10分くらい蒸します。

そしてそのままみんなで、いただきま~す!です。

アツアツは最高においしいですよ。

手抜き料理とは思えない(笑)。

こんなふうに、忙しいこの季節いろいろ工夫して時間をやりくりして、乗り切っていきましょー!!


2013年12月11日水曜日

ちょっと休憩

こんにちは。

みなさま体調はいかがでしょうか。
なかなか風邪が治らない、しかし休んでいるわけにはいかない。そんな方ばかりではないかと思います。

予定がいつもより多かったりして、少しでも時間を有効に使いたい。

そんなときは、食事の支度もラクしましょう。

からだのため、というと、つい一手間かけてとここでも話していますが、元気な体あってこそのお話です。

あくまで無理せず、ご自分の体調と相談していたわってあげてくださいね。

寒さも忙しさもこれからが本番です!

いつも笑顔で過ごせるように、健康第一で乗り切りたいですね。

スマイルスマイル〜♪

2013年12月7日土曜日

帳尻合わせにどうでしょう

こんにちは。

助産師のブログを見ていて、自分のお産を思い出していました。

これからお産する人がうらやましいくらい、私はお産て素晴らしく最高の体験だと思います。人それぞれ感じ方は違いますが、これを見てくださっている妊婦さんが、前向きな気持ちの、笑顔のお産ができることを心からお祈りしています。


話は変わって、今日は前回話した食べすぎた後の食事についてです。

それなりに食べた感じもあり、カロリーを抑えた食事。

ミルクリゾット(風)。

雑炊のようにごはんをスープに入れて煮る料理は、ごはんのかさがぐんと増してボリュームも出ますし、消化も良くておすすめです。

どんな味付けでもいいと思うのです。

たまねぎ、にんじん、白菜、ベーコンなど冷蔵庫にあるものをなんでもみじんぎりにして、少量のオリーブオイルで炒めたら、水をひたひたになるくらい入れて、顆粒コンソメも入れて数分煮ます。

ごはんは100gもあれば、十分。ごはんと同じくらい(100cc)の牛乳を入れて煮立ってきたら、ごはん(冷凍のごはんならほぐれるくらいに温めて)を入れて煮ます。

塩、こしょう、お好みで粉チーズなどで味をととのえて出来上がり。
 


ごはんを100gで作って、野菜などいろいろ入れても300kcalでおさまります。

みじん切りにして煮込むので、味付けを控えれば離乳食にもおすすめです。牛乳を入れずにコンソメスープだけなら、さらにあっさり低カロリーに。


実はこれは、風邪が治りかけ、少しずつ食欲の出てきた娘に作ったお昼ごはんです。体調の悪いときにも、ごはんを煮込む料理はおすすめですよ。

まわりでは、風邪をひいている人がどんどん増えてきました。手洗い、うがい、休養。みなさん本格的な寒さをむかえるこれから、体調にはお気を付けください!!

今日もみなさまおつかれさまです^^



2013年12月4日水曜日

非日常の誘惑…

12月は、始まると、あっという間に終わる月(に感じる)。

これから来るクリスマス、冬休み、年末年始…なんとなくソワソワする(気がする)。

多くの人が、ちょっと浮足立っている(ように見える)。


こんなとき、緩みがちな財布のひもと、胃袋のひも。

年末年始のイベントで食事も普段と違うものになりがちなこの季節。
そんな特別なときを楽しむためにも、毎日の体重コントロールが大切。

特に妊婦さんは、食べたら食べた分だけ体を動かす、というのが難しいです。だからどうしても、摂取するほうで調整していかなければなりません。

イベントなどでいつもと違う時間や内容の食事をしたときは、当日か翌日中に帳尻合わせができるとベストです。

夜、食事にでかけるのであれば、午前中は脂肪分の少ない食事で胃を休めておく。寒い季節は、やっぱり具だくさんの汁ものが一番おすすめです。体もあたたまり、サラダなどをたくさんいただくより満足感も得られると思います。

それから、お昼に時間をかけてふだんより多く食事をしたときは、無理にいつもの時間に夕食をとる必要はありません。

「なんとなく、お腹は空いていないけど食事の時間だから…。」

と思って食べ始めると、意外にはしがすすんだりすることありませんか。

「いま食べておかないと変な時間にお腹が空きそうだから…。」

それで普通です。
就寝時間まであまり間がないのに、お腹がすいてしまったら、暖かい飲み物をお腹に入れてから眠るのが良いと思います。ココアとか、少し甘いものでもいいと思います。

いつも栄養指導の妊婦さんには、食事の記録表をつけてもらっています。

そこまでできなくても、その日どんなものをどれくらい食べたか思い出すだけでいいのでやってみてください。先ほど書いた普段と違うお昼のとき。夜思い出して、脂っこいものが多くなかったかな、ごはんやパスタなどを食べすぎたかな、とか。

それで次の日は、前日食べすぎたと思ったものを控える。そういう感じで日々の体重増加をゆるやかなにしていかれると良いと思います。



2013年12月2日月曜日

いいとこどりは、できません

こんにちは。

12月になったので、新しいテーマで進めたいと思っていたのですが、書きそびれたことがあったので11月のテーマをはみ出して今日はお話したいと思います。

減塩のときにお話をした、ナトリウムを排泄する働きのあるカリウム。

これは生で摂取すれば栄養素が全て体に入りますが、加熱した場合いくらかの損失がでます。特に、お湯でゆでた場合、そのお湯に流れてかなり減ってしまうので注意が必要です。

以前、離乳食のときにお話をした「霜降り」

これは、カリウムを摂るという面からすると、しないほうがいいことになります。

また、塩分を抑えるために、油の風味も有効だとお話をしました。こちらも、もちろん、カロリーの面からすると、毎日積極的にとるべきものでもありません。

要するに、何もかもにいい食事なんていうのは、なかなかありません。

必要なのは、
「食材・調理法のバリエーション」

毎日365日。1日3食食べるとすると、食事回数というのは生活の中でかなりのウエイトを占めます。難しく考えないでも、そのときの季節のものや、気温の変化などで私たちは自然と調理法を変えたりして食事をとっているはずです。

ここで書いている食事、レシピなどは、病気を治癒するためのものではなく、健康な体を維持するのが目的です。

その時々の目的(というと大げさですが)に合った食事を日々の生活に取り入れ、食べることを存分に楽しめたらいいと思っています!!

食べ物を、美味しいって感じられるって、しあわせですよね~^^



2013年11月26日火曜日

ときどき計る!

こんにちは

突然ですが、普段から計量スプーンはよく使いますか??

人それぞれだと思うのですが、私は大さじスプーンくらいであとはあまり使ったことがなく、どこかへ埋もれているのをたま~に見つけます。

しかし減塩生活に、計量スプーンは無くてはならない存在です。


先日、こんなニュースを読みました。

某会社から出ている減塩醤油。特殊なパッケージで、1滴ずつでる仕組みになっていてこれが予想以上に売れ行きが良く、パッケージの生産が追いつかなくて一時生産中止になっているということです。

こんな記事からも、現代人の減塩に対する意識の高さがうかがえます。

もう亡くなっていますが、大正生まれの私の祖父なんて、お漬物に醤油をつけて、塩鮭は一番辛いのだったし、でもそんな人ばかりだったのではないかと思います。あの頃1滴ずつ出る醤油が売られても、買う人いたのか謎です。時代とはおもしろいものです。

さてそれで。

調理の味付けのポイントなどの話はしたので、今日はどうしても、卓上で調味料を使うようなときのお話です。

お刺身の醤油とか、野菜にマヨネーズつけるとか…。

普段使っているしょうゆを入れる小皿などに、小さじ1杯の醤油とはどれくらいか、試しに一度きちんと計って入れてみてください。

普通の濃い口醤油小さじ1杯で、塩分は約0.9g

それで普段、お刺身ならお刺身がどのくらい食べられるのか。気にしていなかったら何回つぎ足して、どのくらいの量を摂取していたのか…分かると思います。

マヨネーズなら小さじ1杯で塩分約0.1g
ソースなら小さじ1杯0.3g
(ウスターソースだと05g)
ケチャップなら小さじ1杯0.2g

とこんな具合になっております。

普段、そのままどぼどぼかけていた調味料を一度計って目で見て量を覚えて、まあ、もちろん毎回計るのが確実ではありますが面倒も感じると思うので、ときどき計って確認するという感じでいいと思います。

それでどのくらいの塩分をとっているのか、ご自分で知るというのが大切かなと思います。

日々の小さな心がけから減塩生活が実行できますから♪




2013年11月20日水曜日

今日のランチから

こんにちは

日差しの暖かさを感じるのもつかの間、日がおちはじめると、あっというまに寒さを感じます。

今日は、妊婦さんの友人が来てランチをしたので、その話をしつつ、減塩料理をひとつご紹介です。


あっさりしっかり和風ランチ♪


つわりも終わったばかりの友人のし好調査の結果…。

脂っぽいものを控えた和風のランチになりました。ごはんには、玄米としらす、ごまを混ぜてカルシウムや鉄分をプラス。

小松菜の煮浸しを、卵焼きにも刻みこみ、我が家の娘にもちゃっかり野菜補給(笑)。

写真だと少しみにくいのですが、下の緑色の小鉢。
これが今日のご紹介レシピです。

レシピといっても、レシピというほどではないので、いつもながら適当です…。

せんぎり野菜のポン酢ドレッシング和え。

かぶ、セロリ、にんじんを千切りにします。
さくらえびと、ポン酢、すりごまを大さじ1ずつくらい。ごま油を小さじ1くらい。それに卸生姜をお好みで。わりとたっぷりめに入れます。

あれば、カイワレ大根も加え、あとは和えるだけ!!

塩もみもしないので、塩分も控えられ、さっと簡単にできるさっぱりおかずです。

以前紹介したきのこのレシピと似ていますが…。

ポン酢にごま油。

この組み合わせは、テッパン。だと私は思っています…。味って、好みがあるのでなんとも難しいのですが。

塩分を控えるのに、油も活躍してくれます。とる量さえ気をつければ、油の風味で調味料の量を減らせます。

今日友人は、この食事を全て食べてくれました。良かった。

妊婦さんてなんであんなにかわいくて、輝いているのかなあ~。憧れてしまう。
今日は、なんだか使命感に燃えたのでありました。

健やかなマタニティライフを送れますように。

今日もみなさまおつかれさまでした。
読んでいただいてありがとうございました。






2013年11月14日木曜日

カリウムどれくらい?

こんにちは

寒さにも、ちょっとだけ慣れたような…。

これから毎日、寒い。と口にするのでしょう。
でも、寒いほうが体を動かしやすくて気持ちがいいですね。これからあちこちでマラソンも真っ盛りになりますね。

さて今日は、カリウムの摂取量について具体的な量のお話です。

塩分を排泄する役目のあるカリウム。

1日にどれくらいとればいいのかというと。

3500mg(3,5g)です。

日本人の平均摂取量からすると、1日1200mgほど足りていないようです。

カリウムが豊富なバナナで換算すると、約3本分。
でも、もちろん足りない分全てをバナナで補うわけにはいきません。

バナナ1本→400mg

これと同じ量のカリウムをとるには…
(400mg)

切干大根…13g
トマト…1個
豆腐…1丁
じゃがいも(ゆで)…1個
しめじ…1パックとちょっと

など

カロリーの低い野菜などで積極的にとってください!緑黄色野菜、豆類にもたくさん含まれています。

ただし。

カリウムをたくさんとったからといって、塩分もたくさんとっていいわけではありません。

両方過剰にとりすぎると、腎臓に負担がかかります。

減塩の調理法と併用し、カリウム摂取をこころがけましょう♪

2013年11月13日水曜日

減塩ポイント

こんにちは

寒い。いよいよ寒くなってきました…。

今、着るものに悩みませんか!?

私だけ!?

今これ着たら、真冬何を着るのか。まだこの服は最終手段に取っておいたほうがいいのか…。

もともと貧乏性の性格が出てる。
栄養士になったのも、きっとそういうのがあるんじゃないかとふと思います。

健康オタクというか、若いころから健康の話が大好きで、毎日欠かせない「食事」で健康が手に入ればなんだか得した気がする…。本当にそんなことがきっかけでした。と、そんなことを思い出す今日この頃です。


あ、話がそれすぎて…すみません^^;



減塩のポイントの続きです。

食材は、新鮮なものを使う!

これは、毎日忙しくしている中では後回しになってしまうポイントのひとつかもしれません。

でも、週に一回でもお買い物をして新しい食材が手に入るときはあると思います。

そのときだけでも、風味や食感のよさを生かしてうす味調理にチャレンジしてみてください。

今まで気づかなかった食材の味を発見して、減塩料理の出番が増えるかもしれません。

現代は、塩分を控えた調味料もたくさん市販されています。
そういったものも利用すると、減塩効果はさらにアップします。

今日は、さくらえびと、おろし生姜でパンチをきかせた塩分控えめ千切り野菜の和え物を作りました。これから寒くなる季節、生姜は大活躍する調味料ではないかなーと思います。

何でも同じような味付けになるのはおもしろみがないですが、お口に合えば、生姜、効かせてください。

また簡単なレシピなどアップしたいと思います。

本日もみなさまお疲れ様でした。
読んでいただいてありがとうございました!

2013年11月8日金曜日

ちょっとだけ、減塩生活。

こんにちは

今日はとてもさわやかな陽気でした。
これから冬の寒さが来るのって、どういう感じだったかな…11月ってこんなに暖かかったかな…。何十年も四季を感じてきても、不思議と毎年同じようなことを思います。

さあ塩分のお話の続き。

今日は減塩を心がけるにあたり、頭に入れておきたいお話をいくつか。

まず、減塩する前に…
ご自分の体重が、標準よりかなりオーバーしている方。
肥満の方は、ひとまず痩せることだけを念頭においてもよさそうです。

ダイエットして皮下脂肪が減ると、血圧に良い影響を与え、全身の代謝もよくなります。

体重が1kg減ると、血圧は4~5mmHg下がることがわかっているそうです。
ですから体重を減らせば、塩分過多からの高血圧は改善されます。
食事量を減らせば、必然的に塩分摂取量は減りますしね。

逆に、です。

塩分控えめの料理を食べ過ぎたら、何の意味もありません(笑)。

たとえば塩分を半分にした料理を、2人前食べたら、ひとり分の塩分摂取になり、さらに食材のカロリーがプラスされ、塩分・カロリーともオーバーしてしまいます。


それから減塩は、日々の生活でできることから少しずつはじめてみましょう♪

前回紹介したレシピのように、ちいさいおかずから取り入れたりするのもいいと思います。

朝ごはんに干物をよく食べるという人は、塩蔵品はやめて生のお魚にする。
(小さな鯵の干物で塩分1g程度)

お漬物や佃煮などを取りすぎていませんか。味付け海苔や、加工品など。
果物などでボリュームを出して満足感を得られる工夫をしてみてはいかがでしょう。

…果物じゃご飯のおかずにはならないんですけどね(笑)。

サラダをよく食べる人は、ドレッシングの塩分をチェックする。
ノンオイルドレッシングというのは、普通のドレッシングに比べ塩分が多めのことがよくあります。野菜をたくさんたべようとして、ドレッシングのかけすぎになっていないか、見直してみても。

生野菜をたくさん食べるなら、具沢山のスープにしたほうが、塩分を抑えて野菜の栄養をそのままとれます!カリウムも逃さずとれますよ。

日々の食事の中のちょっとした工夫で塩分は減らせます。

2013年11月6日水曜日

おいしく減塩しましょう!

こんにちは

気持ちの良い陽気でした。少し体を動かすと汗ばむくらいでした。

減塩料理といえば、おいしくない…。

そんなイメージです。

塩分を減らした料理というのは、とにかく「慣れ」だと言われます。

はじめは少し物足りなく感じても、食べ続けるうちに慣れてきます。逆を言うと、濃い味付けも続けていくと慣れてしまって、何でもどんどん濃い味に傾いていってしまうと思います。

今日は簡単なレシピ紹介です。

カリウムの摂取を積極的に!というお話をしました。

カリウムというのは、果物や野菜などに多く含まれますが、ゆでたりすると流れてしまうので、生で摂取するのがのぞましいです。

                     きのこ類もカリウムが含まれ、またかなりのローカロリー。
  

   かみ応えもあり、満腹感を得るのに良いお手伝いをしてくれます。

  
  これをみて、
  
  なんと味のなさそうな…

  というふうに思うかもしれません

しかし、作ってみてください♪
  ここに、ポン酢をかけていただきます。

  「きのことささみのおろし和え」

  レシピというほどでもないので簡単に…。
 

 

 きのこいろいろ(しめじ・えのき・しいたけ・まいたけなど)を200gくらいに、鶏のささ身一本。
 
 

 それから長ネギを15センチくらい。あとは大根卸お好みの量。それにおだし少し。

 
 それだけ。

 ささみに酒をふり、レンジで火を通します。
 きのこも酒をふり、ラップなどをしてレンジ(600W)4分くらい加熱。

 ねぎは、白髪ねぎを作る要領で、きのこの長さにあわせて千切りにします。

 ほぐしたささみ、きのこ(汁も大さじ2くらい入れる)、ねぎ、だしを大さじ2入れて和えます。

 あとは冷やして、大根おろしをのせてポン酢をひとりあたり小さじ1くらいかけて出来上がり。

 ねぎがいい仕事してます。

 このおかずに、塩分を減らすポイントがいくつか入っています。

 まずひとつ。香りを利用すること。薬味になるような、ねぎ、大葉やしょうがなどをつかうことで、塩分控えめでも風味豊かになります。

 つぎに、調味料を、あえずにかける。
 おそらく、この料理にしょうゆなどであらかじめ味をつけて全部を混ぜると、塩分は倍くらいになります。混ぜないでいただく直前にかけることで味にメリハリがでて、少量の調味料で物足りなさを感じずおいしく食べることができます。

 
 そして、酸味。
 ポン酢や、レモンなどの酸味は、塩分を控えるときに大活躍してくれます。この料理は、お使いのポン酢の塩分にもよりますが、最後にかけるポン酢の塩分だけなので一人当たり塩分0.3~0.4gくらいだと思います。

 こってりしたお料理の脇役にはもってこいです。
 まずは小さなおかずから、減塩料理にチャレンジしてみてはいかかでしょう^^
 
 

2013年11月3日日曜日

塩分摂りすぎ??

今日11月3日は、晴れの特異日(主に東京の)とされていますが、今年は珍しく曇り空でした。

東北は雨でしたね。野球中継で見ました。

連休中なので、外のレジャーの方にはちょっと残念だったのでしょうか。最近は週末の雨が多いですね。

さて。塩分のお話。

塩分の摂りすぎ=高血圧、は最もよく知られた話だと思います。高血圧はさまざまな病気を引き起こす恐れがあり、日頃の食生活を正していかねばなりません。

一番始めに、体重コントロールのお話をしたとき、今の自分の食事と活動量が適切かどうか、毎日体重計に乗ることでわかる。と書きました。

しかし塩分は、なかなかセルフチェックが難しい。

2010年版日本人の食事摂取基準では、30年ぶりに塩分摂取量の目標値が下がりました。

成人男性9g未満
成人女性7.5g未満

だそうです。

しかし多くの人がこの目標値を上回っているようです。

おそらく何も意識せず食事をしていたら、このくらいの塩分はすぐに体に入ってきます。

なので、まずは塩分摂りすぎの前提で、食事を見直し。

味付けの濃い薄いは、かなり個人差がありますが、外食の味付けを物足りなく感じるかたは、普段の食事もかなり濃い味付けになっているはずです。

知らず知らずとっている塩分。練り物、干物、漬物、ウインナーなどの加工品。麺類のつゆ。これからの時期、鍋のもとになるストレートタイプのつゆは、私が個人的に調べたところ一袋(3~4人前で)13~20gの塩分が入っています。

そんなこと言ってたら、食べる物無くなるじゃないか!!

とは思わないでください。

まず一番大切なのは食べる量。

そして塩分排泄に役立つカリウムの摂取。カリウムは、生の野菜や果物に多く含まれています。

減らすものと、積極的にとるもの。そして食事そのものの分量。

これらのバランスをとりながら、塩分過多に気をつけた食事をすれば良いのです!

少し長くなってしまいました、続きはまた次回。よろしくお願いします!



2013年11月2日土曜日

楽しく美味しく

もう11月です

先日雑誌でどこかのお医者さまが、「栄養士のかたにお叱りを受けそうだが、栄養士の作る料理はおいしそうに見えない」
と言っている記事を読みました。

んー。

そうなのか。分かる気もしますけど。。。

食事を生活の楽しみに、というのがモットーの私には聞き捨てならない発言であります。

健康と美味しさを兼ね備えた食事が私の理想です。

だって、健康は自分一人のものではないですから。あなたが病気になったら悲しむ人や困る人がいます。いまの趣味や仕事や楽しみがいくらか制限されるかもしれません。

だから、楽しく、美味しく、健康に!のお手伝いをさせていただきたく、今月は妊婦さんはもちろん、幅広い方を対象に塩分の取りすぎに気をつけましょう!という内容を軸にお話を進めていきたいと思っています。

よろしくお願いいたします!

2013年10月29日火曜日

レシピ紹介♪

こんにちは

本日、10月29日火曜日、とても寒いです…。真冬はこんなものじゃないのですが…。

寒くなると、やっぱり暑いほうが着るものも少ないしいいなあなんて思ってみたり。
暑いときは、こんなに暑いなら寒いほうがいいと思っていたような気がするのですが。

今日のような寒い日にもおすすめ。

あんかけうどん!

見た目は、地味ですが…


  
前回お話した「霜降り」と「かつお昆布だし」で作ります。
材料は、大人二人に赤ちゃん一人分として

・うどん        2玉(冷凍でもゆでうどんでも)
・ブロッコリ      30g
・さつまいも     70g
・にんじん       30g
・しめじ        60g
・油揚げ        1枚
・ねぎ         30g
・白菜         60g
・豚薄切り      70g(今回はバラ肉使用)

・だし汁        600cc
・しょうゆ       35cc(大さじ2強)
・みりん        35cc(〃  )

・片栗粉       大さじ2(同量の水で溶く)


 まず、大きめのなべに霜降り用にお湯を沸かします。
さつまいもやにんじんは短冊切り。ねぎは斜め切り。白菜や豚肉は一口大に切ります。

 お湯が沸いたら、小房にわけたブロッコリー→さつまいも→にんじん→しめじ→油揚げ。
の順番にお湯に入れます。このとき、ざるをおなべに入れておくと、引き上げるとき楽チンです。

 ねぎと白菜は、霜降りせずそのままおつゆに入れて大丈夫です。

野菜を霜降りしたら、お肉を入れてさっと湯通し。あまり手間をかけられないときは、野菜を引き上げずに、お肉まで一緒に入れてしまってもかまいません。


 できれば同時進行で、別のお鍋にだし汁、しょうゆ、みりんを煮立たせて、ねぎと白菜を入れます。ねぎがしんなりしたら、そこに、霜降りした野菜とお肉を入れて、水溶き片栗粉でとろみをつければ、あんの完成です!

あとは、ゆでたうどんにあんをかけ、ごまや七味をかけていただきます♪

中期以降のあかちゃんには、しめじや油揚げを除いてうどんと具を細かく刻み、おだしであんをうすめてあげてください。


離乳食の進み方はあかちゃんによって違います。
毎日、同じように食べるわけでもありません。
親が手をかけたときに限って、食べなかったりします(笑)。

うちの子は、なんでもとろみをつけるとよく食べた記憶があります。
片栗粉は離乳食の必需品でした。

これからの寒い季節、トロッとした温かいものは、からだがホッとして、大人もうれしいです。

普段とはちょっと違う、一皿で栄養バランスばっちりのあんかけうどん。ぜひお試しください♪


2013年10月23日水曜日

離乳食のお話のつづき

こんにちは

本日もみなさまお疲れ様です。

どんよりとした天気が続いております。太陽の光が懐かしく感じる今日この頃です。


前回の離乳食のお話の続きというか、補足も兼ねて。

今日は引き続き和の離乳食のお話です。

和食といえば、今日の新聞で「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しだという記事を読みました。お正月や田植えなどの年中行事に密接する社会的慣習だそうです、和食というのは。

確かにさまざまな年中行事には、そのつど意味のある食材や料理があります。そういったものも含めてあかちゃんに伝えていけたらすばらしいですね。

ちょっと話がそれましたが

前回お話した「おだし」。おいしいおだしがとれたら、おいしく調理したい。

そこで登場するのが

「霜降り」

という下ごしらえです。

霜降りというと、霜降り肉の霜降りをイメージされる方もおられるかもしれませんが、この霜降りは、食材のアクを取り除く、湯通しのようなものです。

一度、湯通した野菜やお肉は、アクがとれてすっきり雑味のない味わいになり、おだしをにごらすこともありません。

お肉とお野菜の煮物などのときは、たっぷりのお湯に、アクの少ない順に入れていき、最後にざるにあげるだけです。

全部入れたら、さっとひとまぜして、お湯を捨てます。火を通すわけではないので、すぐに終わります。それからは、普通に調理するだけです。

ちょっとひと手間ですが、これをすると煮物や汁物の味わいが変わってきます。

赤ちゃんに取り分けるときもお肉の余分な脂も抜けていますし、安心してあげられると思います。


大人だけのときの食事とは違って、ごはんの支度も大変に感じると思います。時間や気持ちに余裕のあるときに、試してみてください!

次は具体的にレシピの紹介もしたいと思っています。

よろしくおねがいします!

2013年10月16日水曜日

離乳食のお話

こんにちは

そろそろ本格的な冬に向けて、今週あたりから気温が下がってきそうですね。
体調を崩しやすい時期なので、みなさまお気を付けください。

さて今日は、離乳食のお話を、簡単に少しだけ。

ご出産後、母乳をあげるお母さんは、あかちゃんのためにと思って毎日食事をされていると思います。

数か月経つと、あかちゃんは母乳やミルク以外のものを口にする日が来ます。

食事というのは、生きていくうえで欠かせません。

ただ、食事をするというのではなく、生活の中で食事を「楽しみ」にできるよう、あかちゃんのころからお母さんやお父さんなどまわりの大人たちが教えていく。それができたら理想的だなと思います。

まずは素材の味や食感などあかちゃんに十分伝えるため、大人が食べているものとは味付けや調理方法は変えなければいけません。

しかし、根本は同じ。
刺激が強かったり、濃い味付けにする前に、あかちゃんのものを取り分けながら離乳食作りも楽しんでください。

おすすめしたいのは、何と言っても、昆布やかつおのだしの保存です。

以前、本で読んだのですが、日本のだしは、西洋のだしに比べて短時間でとれるとても便利なものだということです。

野菜や鶏肉をコトコト何時間も火にかけるブイヨンなどは、なかなか自宅でとるのは根気がいりますが、昆布とかつおでとるだしは、火にかける時間は数分です。

多めに作って製氷皿などにとって、冷凍してください。

これは、離乳食が終わってからも、毎日の食事で必ず役に立つと思います。

煮物やお味噌汁の具を、味付けの前にとるとよく言いますが、先にとってしまうと、まだ野菜が少し固かったりします。

そんなとき、だしをすこし足して煮直したり、おひたしやゆで野菜などすりつぶすときに水分として足したり。

固形のものが食べられるようになってからも、味付けを薄めるために、出来上がったうどんにポンと入れると、アツアツのおつゆの温度が下がって、食べやすい温度になるという、一石二鳥の役目も果たすすぐれものです!

今は、離乳食もさまざまな本やサイトでレシピを紹介しています。

基本は、おだし。と思って私は離乳食を作ってきました。和食には、ぜひご自分でとっただしを活用してください!!


2013年10月9日水曜日

オススメ食材

こんにちは

ここ数日、気持ちの良い陽気です。冷暖房を使わず快適に過ごせるこの時期は、貴重な時間のように思います。

さてさて、ブログを書いていて改めて思うのは、妊産婦さんにおすすめする食事というのは、誰にとっても健康食と言えるということです。

そんな中、妊産婦さんが特別意識してとりたいものとして、ずっと鉄分の話をしています。

妊娠中から、授乳期、そして小さい子どもの貧血予防にも、妊娠を機に栄養について考えていただけたらいいなと思っています。

乾物や葉物などの植物性の鉄分よりも、吸収が良いのが、実は動物性の食品。

しかし最も有名なレバーは、コレステロールなども多く、どんどん食べて欲しいとは言いにくい…。

私が一番オススメしたいのが、
アサリ♪です

水煮のものなら、簡単に取り入れられます!

先日ご紹介したチャンプルーのアレンジではないですが、小松菜と煮浸しにしたり、炊き込みご飯の具材、人参やじゃがいもを入れたチャウダーにしたり。

脂肪分も少なく、使いやすい食材だと思います!

いろいろな食材を使うことで、自然に献立のレパートリーが増えていくのではないかと思います。

これから、離乳食の取り分けのお話などもしていきたいと考えています。

読んでくださりありがとうございました!


2013年10月2日水曜日

授乳中のママへ レシピ紹介♪

こんにちは。

お産後のママへ、今日はおすすめレシピの紹介です。

前回お話をした、栄養たっぷりの汁もののひとつ。

ミネストローネ!



 

 
パスタの代わりに、押し麦をいれた、押し麦ミネストローネです。
 
押し麦は、食物繊維などのミネラルたっぷり。ぷちぷちとした食感も楽しめます。麦を入れることで腹もちもよく、これ一品でだいぶ満足できると思います。もちろん、白米に混ぜて炊いてもおいしいです!我が家では、白米にいつも麦を混ぜていま~す。
 
材料は多くみえますが、作り方は簡単!
 
だいたい、6人分くらいで…
 
ベーコン   50g
たまねぎ   50g
にんじん   50g
オリーブ油  大さじ1
トマト   大1個(100gくらい) 湯むきしてください
押し麦   大さじ2くらい
塩       1g
こしょう   少々
コンソメ   固形1個(5.5g)
水      800g
 
・・・ここまでの材料は入れてください
 
 
 
 
・・・以下、野菜はお好みで
きゃべつ・れんこん・さつまいも・しめじ・ブロッコリなど  各50~100g
野菜はすべて、1センチ角くらいに切ってください!
 
オリーブオイルを鍋にしき、ベーコン・たまねぎを炒めたら、トマトと麦以外の野菜をどんどん入れていきます!
 
そこに、塩・こしょうをして、野菜がしんなりしてきたら、トマトと水を加え、コンソメも入れて、あくをとりながら10分ほど煮ます。
 
それから、麦を入れて、やわらかくなるまで20分くらい、これまたあくを取りながら煮ていきます。
 
野菜は根菜類でも葉物でも、本当になんでも使えます。ブロッコリやほうれんそうなど使うときは、下ゆでしておいて最後に加えると色もきれいです。
 
使う野菜にもよりますが、今回のレシピで、一人分の栄養価
116kcal、塩分0.8g、鉄分0.5mg、食物繊維2.4g
です。
 
物足りない旦那さまには粉チーズをたっぷりかけたり、使う野菜によっても味わいが変わってくるので、季節の野菜でアレンジを楽しんでください♪
 
あ、それから、授乳中のママにおすすめではありますが、もちろん妊婦さんにも!ご家族みなさんで食べていただきたいです!
 
 
 
 
 
 


2013年10月1日火曜日

今月はママへ。

こんにちは。
今日もみなさまお疲れ様です。

10月はじまりました。

外に出ると、ハロウィングッズの隣でカレンダーが売られたりしていて、無駄に焦りを感じてしまうのは私だけでしょうか…。

とはいえ、月日が経つのは本当にあっという間ですね。

今月は、お産後のママに向けてお話をしたいと思っています。

妊娠中という、あかちゃんと一心同体の時期が終わり、次は授乳期という、これまたママにとって特別な時期になります。

授乳中、どんな食事をすればいいのかママは考えると思います。

今の情報化社会で、気になることは指先ひとつで調べられるようになりました。

母乳育児についても、さまざまな意見がありますが、栄養士の視点からお話できることをいくつか書いていきたいとおもいます。

まず、母乳は血液から作られます。

妊娠中から、もう聞き飽きたフレーズ「鉄分」。
これは、母乳をあげているママにはとても大切なものです。

引き続き、とても意識してとってほしい栄養素です。
それから疲れた体を回復させるたんぱく質、イライラ防止にカルシウム。
そして水分もしっかりとりましょう!

やはり、結局はバランスのとれた食事というとになります。

さて、脂っこい肉やバターなど、たくさんとるのは良くないと言われています。

実際に私のまわりにも、ケーキや魚卵を食べて乳腺炎になってつらかった、という人がいますが、私自身は、特に普段と変わらぬ食生活で母乳をあげてきて何のトラブルもありませんでした。

だから、根拠も無しに、そういったものを食べないでくださいとは言いづらいです。バランスのとれた食事に、毎日ケーキやステーキは常識的に考えて出てこないはずなので。

できれば、揚げものや、添加物・塩分・脂肪分の多いインスタント食品、加工食品などは極力避け、簡単なものでいいので手作りの食事が好ましいです。

季節の野菜をたくさん入れた汁ものは、野菜の栄養もしっかりとれ、体も温まり、味付けでバリエーションも広がりますので、おすすめです。

授乳中、とくにお産後すぐのママは夜も眠れず大変です。
どうか、ストレスをためずに、良い加減でママライフを楽しんでほしいと思っています!




2013年9月23日月曜日

妊婦さん^^ 4で、レシピ紹介

こんにちは!

本日は三連休の最終日です。
先週の三連休は台風で予定変更となった方も多かったので、どこも人出がすごかったのでは??と思っています。

さて今日は、ずっとお話している鉄分もたっぷり、妊婦さんにおすすめの簡単レシピのご紹介です。

こちらはある日の当医院での夕食の一品です。





厚揚げチャンプルーという名前でお出ししています。

小松菜と厚揚げ、干しシイタケにさくらえびなどが入っています!

一人分で、鉄分が2.6mg、カルシウムも198mgと、たっぷりです。特に鉄分に関しては、妊産婦さんは一日20mgくらいとってほしいのですが、なかなか大変…。小松菜、厚揚げ、ほしえびと、鉄分の多い食材をまとめてとれるこんなおかずは、おすすめです。

作り方は簡単です。
4人分で
厚揚げ・・・1枚
小松菜・・・2/3束
干しシイタケ・・・2枚(やわらかくもどしておく)
さくらえび・・・8g
卵・・・小さめ2個
削り節・・・お好みで
サラダ油、塩、こしょう、しょうゆ、ごま油

まず、フライパンにサラダ油を薄くしき、手で適当にほぐした厚揚げ(包丁で切るより、味がなじみやすくておいしいですよ)、スライスした干しシイタケ、さくらえびを入れ、ざっと炒めます。

そこへ、洗ってざく切りにした小松菜を豪快に投入!

小松菜はすぐに火が通りますので、ひとまぜしたら、塩、こしょう少々と、しょうゆを小さじ2くらい、たら~っとたらしたら、といた卵を加え、全体になじむようにまぜあわせます。

卵もすぐに固まってきます。だいたい固まったら、火を止めてごま油をまわしかけ、削り節もお好みの量ぱらぱら~っとかけます。4人分でしたら、小さいもの1つくらいは使ったほうがおいしいと思います。

これで完成!

厚揚げを使えば、水もでないのであっという間に出来ますし、噛みごたえもあります。干しシイタケやさくらえび、ごま油の風味で、味付けは薄めでも味わい深く食べられると思います。

ぜひ、やってみてくださ~い♪

2013年9月17日火曜日

妊婦さん^^ その3

こんにちは。
今日もみなさまお疲れ様です。

そして外はすっかり秋の風。

今朝は起きたら湿度が37パーセントとなっていて、湿度計が壊れたのかと思いました…。つい数日前までと比べると、晴れは晴れでもカラッと、さわやかな晴れになりましたね。

妊婦さんにも、やっと、つらかった真夏を超え、過ごしやすい時期がやってきました。

さて、そうすると、やってくるのが食欲です(笑)。

ちょうどつわりが終わった頃と重なったりしたら…ごはんがおいしくて仕方ないと思います^^

しかし、ここで食べグセがついてしまうと、修正が難しいので…
ママのがんばりどころです。

あとあと、妊娠高血圧症などにならないように。
量を増やさなくても満足できるような献立を工夫したいものです。

よく噛むことは、さまざまな面からメリットがあります。
虫歯や歯肉炎も予防されるらしいですし、食べすぎ防止の効果もあります。
それを実行するのに、一番手っとり早いのは、「噛まなければ食べられない」食品を増やすこと。

ごぼうなど根菜類や、きのこ類、こんにゃくなど。それから前回鉄分摂取にすすめた切り干し大根など。お肉も、脂身が少ないほうが噛みごたえもあって、カロリーも(食費も?笑)抑えられ、いいことづくめ!

よいお産のために、今日から今から、できることを少しずつやっていきましょう♪

少し話がそれますが、前回ブログに書いた2020年東京オリンピック。
この効果で、こどもが増えるのではないかといわれている、という話を聞きました。

「こどもにオリンピックをみせたい!」

ということで。

だとしたらなんて素晴らしいことでしょう!!
明るい未来の話はいいものですね。

ではまた次回も妊婦さんへのお話を続けたいと思います!

ありがとうございました。


2013年9月8日日曜日

妊婦さん^^ その2です

こんにちは。

ここ数日、パッと気持ちよく晴れることが少ないですね。

今日は、朝起きて東京五輪決定のニュースをみてびっくり。2020年ですから、7年後ですね。

いま、お腹の大きい妊婦さんは
この子が生まれて、オリンピックのころはどんな風に成長しているのかな
なんて、思っているかもしれません。

今日は妊婦さんの食事のプチプチアドバイス。

妊娠すると、嗜好が変わったりもしますし、大きいお腹で、動くのも今までどおりに行かなかったりします。

その中で、バランスを考えた食事を毎日とるのも大変です。

まずは、できることから!

私のおすすめは、毎日の食事でちょこちょこと、必要な栄養素を補っていく方法です。

ときには、レシピ本などを参考に、妊婦さん向けの食事を作るのもいいですが、毎日毎日本を見て、作ったことのない料理をするのは、さすがに大変です。

妊娠中も産後も、意識してとりたい栄養素のひとつ。鉄分!!

鉄分といえば、レバー?というイメージですが、実際レバーは毎日食べるようなものではありません。おそらく、調理もし慣れていない方のほうが多いかと…。

毎日の食事で少しずつ取り入れてほしいのが
「乾物」

最初に野菜やえび、干した人えらいなー。

と、思うくらい、乾物には妊婦さんの欲しい栄養が詰まっています!!

ひじき、切り干し大根、干しエビ、高野豆腐など。

ひじきを少量戻してハンバーグに混ぜ込むとか、切り干し大根は、きゅうりと一緒に酢のものやサラダにしたり。干しエビはスープのだしにすると、まるごと栄養がとれます。いつものお味噌汁に高野豆腐をプラスしたり。

妊娠中の食事は健康食!授乳中はもちろん、ご主人やお子様など、ご家族みんなで召し上がって健康なからだをつくっていけたらサイコーです♪

2013年8月31日土曜日

妊婦さん^^

もう9月目前です!

9月は、妊婦さんの食事についてお話しようと思っています。

妊娠中は、体重が増えすぎるのはもちろんよくありません。適正体重を下回っている場合も、生まれてくる赤ちゃんが低体重になる傾向があるといわれています。

まずは妊娠前のBMIをチェックしましょう!

BMI=妊娠前の体重(kg)÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

たとえば、身長157cm、体重50kgの人の場合
50kg ÷ 1.57m ÷ 1.57m = 20.3

です!

BMIが18.5以上25.0未満をふつうとし、出産までの目標体重増加は7~12kgとされています。

BMIがふつうに満たない場合、9~12kg増。
ふつうを超える場合、個別対応。25をやや超える程度なら5kg増目安。

と、厚生労働省は指針を出しています。

まずは、自分の体型に合った体重増加を知ることが第一歩!

そして、出産まで適正に体重を増やすこと。

妊娠中はホルモンの変化でからだに脂肪がつきやすくなるようです。体重が増えるのは自然なこと。大事なのは、増え方です。

特につわりなどの症状から解放される妊娠中期、16週くらいからが、体重増加に関して気をつけなければならない時期です。

妊娠中の食事について、また少しずつお話させてください。

小難しいことはさておき、妊娠中は、ママが我が子と一心同体でいられる本当に貴重ですてきな時間だと私は思っています。

だから、なにはともあれママの心がリラックスして、毎日気持ちよく過ごすのがいちばんではないかと思います。

妊婦さんを見かけると、いつも心の中で応援してしまう私です(*^_^*)

2013年8月26日月曜日

夏バテしていませんか

こんにちは。

残暑厳しい中、みなさま毎日お疲れ様です!!

この暑さには、嫌気を通り越して諦めを感じる今日この頃…。

食事に気を配るのもむずかしいですね。
体調面、衛生面。食事の支度でキッチンに立つのも億劫です。

しかし!
夏バテを放っておくわけにはいきません!

夏バテの原因としてよくあること。それは、ついついあっさりとしたそばやそうめんなどだけで食事を済ませてしまうために、栄養が偏って疲労が溜まってしまうということです。

主食だけで、肉や魚を食べないと「たんぱく質」が不足します。

特に豚肉や大豆などのビタミンB1は、疲労回復に役立ちます。

肉や魚、大豆製品、卵や乳製品などを少量でも良いのでトッピングするなどして、バランスのとれた食事を心がけてください。

主食と、これらのたんぱく質、さらにネギや大葉、きゅうりなどの野菜も加えれば更に栄養バッチリ!

量より質の食事で、夏の疲れた体をすこしずつ癒していきましょう!

2013年8月18日日曜日

体重コントロール!

突然ですが、今日、体重計…乗りましたか?!

昨日でもおとといでも。最近いつ乗ったか覚えていますか?

少し体が重いな、体重を落としたいと思ったらまず一番にするのは

体重計に乗る!!

です。

ちょっと久しぶりでも、一度乗ってしまえばなんてことないです(笑)。

さて。人は、これといったことをしていなくてもカロリーは消費しています。
基礎代謝というものです。

基本のきとして、摂取カロリー(食べたもの)が、消費カロリーを上回れば体重は増えます。逆なら当たり前ですが減ります。

しかし人はそれぞれ活動量も違うし、体温や体重などにより消費カロリーも基礎代謝も様々。○○kcalの食事を続けたら誰でも痩せますよ!とはなかなか言えません。

「同じもの食べてるのに何であの人は太らないのかしら…」

と思うことがあるのは、そのせいだと思います。

そこで登場するのが、体重計です。

大切なのは、いま何キロかということではなく、体重の推移です。

どんな食事をして、どんな活動をしたら、体重が増えた・減ったとか。体重が全く減らない、もしくは増えているのなら、今の活動量に今の食事量が少し多いのかもしれません。

今日は主に成人の方向けのお話ですが、私は妊婦さんの栄養指導でも必ず同じことをお話しています。まずは、毎日体重計に乗る!これは一番簡単で、一番確実な体重コントロールの近道だと思っています。

本日も暑い中皆様お疲れ様です!
お盆休みだった方もいらっしゃるかもしれませんね。
何もしていなくても疲れが溜まるこの時期、上手にリフレッシュして暑さを乗り切りましょう♪




2013年8月11日日曜日

ブログ計画!

暑いです!

こんにちは。本日も仕事に家事に育児にみなさまお疲れ様です!

これから私のブログでは、
  1・主に成人の方
  2・妊婦さん
  3・産婦さん(授乳婦さん)
に向けて、お話をしたいと思っています。

共通して伝えたいことは「食事によって毎日を健康で充実させる」です!

健康って大切ですよね。
分かってはいても、健康でいるときは、健康のありがたみに気づかないものです…

何をするにも元気なからだあってこそ!
みなさまの健康な生活のヒントを、ほんの少しでもお伝えできればと思っています。

猛暑・炎暑・酷暑、この暑い中何をするにも体力勝負になりますね。
こまめな水分・塩分の補給で熱中症対策を忘れずに、夏を楽しみましょう♪

次回から、体重コントロールの基本について少しずつお話したいと思っています!

よろしくおねがいします







2013年8月9日金曜日

はじめまして

塩崎産婦人科 栄養士の前田です

これから少しずつではありますが、お食事を通して
読んでくださる方の健康のお役に立てたらと思っております

よろしくおねがいいたします

2013年7月17日水曜日

栄養士のブログ始めました。

当院の栄養士から日々の食事のアドバイスやヒントとなる情報をお知らせするブログを始めました。